感染症の流行情報
感染症に関するお知らせ
新着情報
マイコプラズマ肺炎について
埼玉県ホームページ「感染症情報センター」の感染症トピックスに、マイコプラズマ肺炎に関する情報が掲載されました。
マイコプラズマ肺炎とは、感染すると、咳、発熱や全身の倦怠感(だるさ)、頭痛などの症状がみられ、重症化すると、肺炎を引き起こす可能性のある感染症です。国内では、感染症法上の5類感染症に指定されています。
エムポックスについて
WHO(世界保健機関)は、2024年8月14日に、エムポックスについて「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」を宣言しました。
エムポックスとは、オルソポックスウイルス属のエムポックスウイルスによる感染症で、中央アフリカから西アフリカにかけて流行しています。 国内では、感染症法上の4類感染症に指定されています。
エムポックスが常在する国や地域(主に中央アフリカ、西アフリカ地域)に渡航する場合、これらの国や地域は、動物がエムポックスウイルスを保有していることが知られています。現地では、野生動物、特にげっ歯類(ネズミやリスなどが含まれる動物の分類群)との接触を避けてください。加熱が十分でない動物の肉を食べることも、避けてください。
手足口病について
手足口病の流行警報が発令されました。
手足口病は、口の中や、手のひら、足の裏や足の甲などに出現する水疱性の発疹を主な症状とするウイルスが原因の感染症です。4歳くらいまでの乳幼児を中心に主に夏に流行し、潜伏期は3~5日といわれています。
主な感染経路は、咳やくしゃみによる「飛沫感染」、ウイルスに汚染されたものに触れることによる「接触感染」、便と一緒に排泄されたウイルスが口に入る「糞口感染」です。
特に、乳幼児が集団生活をしている保育施設や幼稚園では、感染が広がりやすいので注意が必要です。
その他感染症に関するお知らせ
感染症発生動向調査
感染症発生動向調査とは?
感染症発生動向調査とは、感染症の予防と蔓延防止の対策を講じるため、感染症の情報を医療機関から収集し、その内容を分析、公表する事業のことです。
1999年4月から「感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律」が施行され、これに基づく「感染症発生動向調査事業実施要綱」が厚生労働省より通知されました。この要綱によって、各都道府県(政令市・特別区等を含む)は、それぞれのエリアにおける患者情報及び病原体情報を収集・分析し、これらの情報を関係機関等に公表していくこととなりました。埼玉県では、医師等医療関係者の協力のもと、患者情報及び病原体情報を収集・分析し、これらの情報を公表しています。
感染症発生動向調査還元情報
- 2019年感染症の流行状況(週単位情報)/定点医療機関還元情報(週報・月報)(埼玉県ホームページ)
- 2020年感染症の流行状況(週単位情報)/定点医療機関還元情報(週報・月報)(埼玉県ホームページ)
- 2021年感染症の流行状況(週単位情報)/定点医療機関還元情報(週報・月報)(埼玉県ホームページ)
- 2022年感染症の流行状況(週単位情報)/定点医療機関還元情報(週報・月報)(埼玉県ホームページ)
- 2023年感染症の流行状況(週単位情報)/定点医療機関還元情報(週報・月報)(埼玉県ホームページ)
- 2024年感染症の流行状況(週単位情報)/定点医療機関還元情報(週報・月報)(埼玉県ホームページ)
報告の対象となる感染症についてはこちらをご覧ください(埼玉県ホームページ)