診療室 ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン シルガード9の取り扱いを始めました
掲載日:2023年5月23日更新
ヒトパピローマウイルス(HPV)ワクチン(シルガード9)とは
子宮頸がんワクチンと呼ばれることもありますが、子宮頸がん以外にも、肛門がん、膣がんなどのがんや、尖圭コンジローマ等、多くの病気の発生に関わっている「ヒトパピローマウイルス(HPV)感染症」を防ぐためのワクチンです。そのため、近年はHPVワクチンという名前で呼ばれています。
その中でも、シルガード9は子宮頸がんの原因の80~90パーセントをを占める、7種類のHPV(HPV16/18/31/33/45/52/58型)の感染を予防することができます。
公費接種対象者
- 小学校6年から高校1年相当の年齢の女性
- 平成9年度生まれ~平成18年度生まれ(誕生日が1997年4月2日~2007年4月1日)で、通常のHPVワクチンの定期接種の対象年齢(小学校6年から高校1年相当)の間に接種を逃した女性(かつ、過去にHPVワクチンの接種を合計3回受けていない方)
1回目の接種を15歳になるまでに受ける場合は6か月後に2回目を接種
1回目の接種を15歳になってから受ける場合は、その2か月後に2回目、最初の接種から6か月後に3回目を接種
一般的な予防接種の皮下注射と異なり、新型コロナワクチンと同じ筋肉注射をします。
副反応
疼痛、腫脹、紅斑、頭痛など
料金
公費での接種の対象者は無料
1回:28,000円(自費の場合)
予約
電話でご予約ください。電話番号:048-421-4114