設備改修工事により、長期休館していた中央図書館と郷土博物館が、2020年4月1日(水曜日)にリニューアルオープンしました。中央図書館は、指定管理者による運営となり、託児サービス(5月~)や市内福祉団体による軽食などの販売を開始します。
(注釈)新型コロナウイルスの影響により、オープンの日程が延期となる場合があります。最新の情報は図書館ホームページでご確認ください
1.名称が「中央図書館」に!新しくなった正面入り口、そして改修された読み聞かせコーナーをお見せします。
図書館の正面入り口が変わりました。「シンボルのみみずくの石像設置場所」がみみずくが3階から地上に舞い降りて、皆さんを出迎えています。
玄関ホールのソファ席の半分を撤去し、イベントなどを開催する際に広く利用できるようにしました。また、残りのソファ席をベンチシートに改修しました。照明も増やし、明るい雰囲気になりました。
休憩室が広くなりました。ちょっと一息つきたいときに、利用できます。
個室に改修した読み聞かせコーナーです。目印は絵本のプレート。靴を脱いで入ります。たくさんの絵本が並んでいますね。
2.館内は使う人にやさしい工夫がいっぱいです。市民の憩いの場所として愛される場所を目指しています。
トイレも新しくなりました。大きく目立つ案内なので、小さなお子さんからご年配の方にも安心です。
廊下のカーペットも新しくなりました。点字ブロックがあるので、目が不自由な方でもスムーズに館内を移動できるようになっています
2階に移動した授乳室。おむつ替えもここでできます。赤ちゃんと一緒に安心してご来館いただけます。
3.24年ぶりにリニューアルした郷土博物館には、初公開の展示物も!戸田の歴史がぎゅっと詰まっています。
博物館を入ってすぐに目に飛び込んでくる、昔の戸田のジオラマ。真ん中に通る道は中山道です。
戸田橋の装飾ブラケット。1932年に完成した戸田橋の部品です。重さは、左右合わせて約500㎏もあります。
初公開の妙顕寺道の道標。江戸時代から安産祈願の寺として賑わっていました。
県指定の有形民俗文化財「荒川水系戸田周辺の漁撈(ぎょろう)用具」も展示されています。
1964年の東京オリンピックの聖火ランナーが着たユニフォームなども展示されています。
戸田団地のダイニングキッチンが再現されています。当時としては近代的かつコンパクトなつくりで人気がありました。
壁にかかっているのは、「ボートのまち戸田」ならではの、1970年につくられたシングルスカル(1人乗りボート)!なんと8mもあります
図書館・郷土博物館再開記念行事の中止
新型コロナウイルスの感染状況は日々変化しており見通しが困難なことから、今後の感染拡大を防止するため、次の再開記念行事は全て中止することになりました。
参加を予定されていた皆様には、急な中止となり大変ご迷惑をおかけしますが、ご理解いただきますようお願いします。
2020年4月4日(土曜日)
- 図書館利用ガイドツアー
- 記念講演会「江戸庶民のおでかけスポット」