戸田市の未来に向けたまちづくりの指針「戸田市第5次総合振興計画」スタート!
市が目指す将来都市像とその実現に向けた方策を定めた「戸田市第5次総合振興計画」が、4月からスタートしました。誰もが住みたい、住み続けたい理想のまちづくりを一緒に進めていきましょう。
市が目指す将来都市像
『このまちで良かった』みんな輝く 未来共創のまち とだ
第5次総合振興計画 3つの特徴
- 協働により策定した計画
市民・議会・行政の協働により計画を策定しました。今後、これまで以上に協働のまちづくりを推進します - 目標達成のための進行管理ができる計画
明確な目標と指標を設定して進行管理を行うことで、これまで以上に市民への説明責任を果たします - 変化に対応できる計画
複雑化する地域課題に迅速に対応するため、これまで以上に各組織が連携して分野横断的に取り組みます
戸田市長 菅原 文仁
新型コロナウイルスの感染拡大や自然災害の激甚化、本格化する人口減少、少子高齢化など、さまざまな地域課題に対して柔軟かつ迅速に取り組んでいかなければなりません。
このような変化の激しい時代においてこそ、未来に向けたまちづくりの指針を明確にし、誰一人取り残すことなく、誰もがその人らしく安心して住み続けることができる環境づくりが求められます。
そのためには、未来に向かってみんなが知恵と力を出し合い、本市の新しい価値や魅力を共に創り出していく必要があります。
「戸田市第5次総合振興計画」では、本市が目指す将来都市像 を「『このまちで良かった』みんな輝く 未来共創のまち とだ」と定めました。SDGs(エスディージーズ)の視点も取り入れ、持続可能なまちづくりを目指します。
皆さまにおかれましては、理想のまちを実現するため、引き続きご協力をお願いいたします。
第5次総合振興計画の構成
総合振興計画は、基本構想・基本計画・実施計画の3段階で構成します。
基本構想
市が目指す将来都市像の実現と、その実現に向けた7つの基本目標や計画推進のための考え方を示した、まちづくりの基本方針です。今後10年間での達成を目指します。
7つの基本目標
- 子どもが健やかに育ち、いきいきと輝けるまち
- 創造性や豊かな心を育むまち
- 共に生き、支え合い、安心して暮らせるまち
- 安全な暮らしを守るまち
- 快適に過ごせる生活基盤が整備されたまち
- 都市環境と自然環境が調和したまち
- 活力にあふれ人が集い心ふれあうまち
計画推進のための基本的な考え方
- 協働によるまちづくり
- 情報共有・発信の強化
- 質の高い行財政運営の推進
- 信頼される行政の実現
基本計画
基本構想で掲げる将来都市像を実現するため、必要な施策や指標を示した計画です。5年ごとに見直しを行います。
主要指標(例)
- 保育所待機児童数ゼロ
2020年4月1日 0人
2026年4月1日 0人 - 健康寿命上昇
(65歳から自立して生活を送る期間)
2018年 男 16.64:女 19.90
2023年 男 16.99:女 20.40 - 人口1,000人当たりの犯罪発生率減少
2018年 8.6
2025年 7.6
- 2013年度 温室効果ガス排出量削減率
2016年 8%削減
2025年 17%削減
実施計画
基本計画を実現するため、具体的な取り組みを示した計画です。毎年度見直しを行います。
計画期間
- 基本構想 10年(2020年度から2030年度)
- 基本計画 前期5年(2020年度から2025年度)
前期5年(2026年度から2030年度) - 実施計画 3年(2020年度から2023年度)、3年(2022年度から2024年度)
第5次総合振興計画ではSDGsの視点を取り入れながら、理想のまちづくりを進めていきます。SDGsは、誰一人取り残さない社会を目指し、世界中で共通して取り組む、全ての人のための目標です。今月号より各特集にSDGsのアイコンを配置し、身近な取り組みがSDGsと関係していることを周知していきます。