戸田市都市マスタープラン
戸田市都市マスタープラン
都市マスタープランとは
1992年(平成4年)の都市計画法の改正により「市町村の都市計画に関する基本的な方針」(通称:都市マスタープラン)を各市町村が策定することが定められました。
それまで、県が定める都市計画が主だったものが、地域に最も詳しく住民に身近な自治体である市町村が中心となってまちづくりを考える仕組みができました。
さらにこの中では「市町村は、基本方針を定めようとするときは、あらかじめ、公聴会の開催等住民の意見を反映させるために必要な措置を講ずるものとする」(都市計画法第18条の2第2項)としており、策定段階においての住民参加が義務付けられました。
戸田市においては、1995年(平成7年)から1998年(平成10年)にかけて、都市マスタープランの策定作業を進め、住民参加についても、各種市民団体懇談会、地域別懇談会、市民意見募集、モニター制度、策定委員会、公聴会など、多くの住民の方々の参加の機会をつくって住民の皆様の意見や提案等を受け、それらを反映させながら策定を進め、1998年(平成10年)11月2日に、本市で初めてとなる「戸田市都市マスタープラン」を策定し、まちづくりを進めてきました。しかしながら、策定からおおむね10年以上が経過し、この間に、市の上位計画である総合振興計画の改定、まち並みや社会経済状況の変化、都市計画法の改正があったことから、2009年度(平成21年度)から見直しをはじめ、約4年間をかけて、「市民会議」、「地域別懇談会」、「見直し検討委員会」、「パブリック・コメント」などを行い、広く住民等の意見を聴き、2012年(平成24年)11月27日に「第2次戸田市都市マスタープラン」を策定しました。
その後、第2次戸田市都市マスタープランの策定からおおむね5年が経過し、土地利用の変化、上位計画の改定、立地適正化計画の制度化など、戸田市の都市づくりの前提となる環境の変化に対応する必要があるため、2017年度(平成29年度)から見直しをはじめました。そして、パブリック・コメントを行ったほか、平行して策定作業を進めていた戸田市立地適正化計画との整合を図るため、学識経験者、公募市民、町会連合会代表者、関係行政機関等代表者から構成される戸田市立地適正化計画策定委員会からの意見を踏まえ、2019年(平成31年)1月4日に「第2次戸田市都市マスタープラン(改定版)」を策定しました。
今回見直しを行った都市マスタープランは、おおむね20年後の2035年(令和17年)を目標年次とした計画となっております。
戸田市都市マスタープラン(1998年(平成10年)11月2日告示)
第2次戸田市都市マスタープラン(2012年(平成24年)11月27日告示)
第2次戸田市都市マスタープラン(改定版)(2019年(平成31年)1月4日告示)
- 表紙、目次等 [PDFファイル/3.32MB] [PDFファイル/3.32MB]
- 全体構想 [PDFファイル/10.67MB]
- 地域別構想(下戸田、上戸田、新曽、笹目、美女木地域) [PDFファイル/10.33MB]
- 実現化の方策 [PDFファイル/296KB]
- 資料編 [PDFファイル/519KB]
- 第2次戸田市都市マスタープラン(改定版)【概要版】 [PDFファイル/6.81MB]
都市マスタープラン推進の経緯
都市マスタープラン決定後、この都市マスタープランに基づいて重点事業を含めた各種事業の推進を図りましたが、都市マスタープランに関連する事業は多岐にわたっており、まちづくりを都市マスタープランに基づいて進めていくためには、関連事業を体系的に整理し、事業の進行管理を適切に行うことが必要となってきました。
このため、2000年(平成12年)7月に都市マスタープラン推進のための庁内委員会(戸田市都市マスタープラン推進委員会)を設置し、都市マスタープランにおける全体構想や地域別構想に位置付けられている関連事業について整理し、それらの事業の事業プログラムや総合振興計画との関連についても整理し、まとめた計画として「戸田市都市マスタープラン推進計画(事業進行管理編)」として定めました。
その後は、毎年事業ローリングを実施しながら、適切な事業の進行管理を行っています。