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MR(麻しん風しん混合)予防接種

掲載日:2024年1月31日更新

MR(麻しん風しん混合)予防接種

お知らせ

MR(麻しん風しん混合)ワクチンの自主回収について

武田薬品工業株式会社が製造するMRワクチンおよび麻しんワクチンについて、一部の製品で力価が承認規格を下回る可能性があるため、自主回収となることが発表されました。詳細につきましては、以下リンク先をご覧ください。

厚生労働省文書 [PDFファイル/541KB]

武田薬品工業株式会社ホームページ(外部サイト)

表1:回収対象製品

表1

表2:承認規格を下回る可能性が否定できない期間

表2

現時点で、安全性や有効性に懸念は認められないとのことですが、ご心配な点がある場合は、接種した医療機関または戸田市福祉保健センター保健政策・感染症対策担当までご相談ください。

なお、厚生労働省文書によりますと、自主回収が行われてもワクチンの不足は生じない見込みとなっておりますが、一時的に供給が不安定となる可能性もあります。接種を検討されている場合は、お早めに医療機関にご相談ください。

MR(麻しん風しん混合)

1歳から2歳の間に麻しん又は風しんにかかる可能性が高いので、1歳になったらなるべく早く1期の予防接種を受けるようにしましょう!

麻しんとはどんな病気?

麻しんウイルスの空気感染によって起こります。感染力が強く、予防接種を受けないと、多くの人がかかる病気です。
発熱、せき、鼻汁、目やに、発疹を主症状とします。
最初3から4日間は38度前後の熱で、一時おさまりかけたかと思うと、また39から40度の高熱と発疹がでます。
高熱は3から4日で解熱し、次第に発疹も消失します。しばらく色素沈着が残ります。
主な合併症としては、気管支炎、肺炎、中耳炎、脳炎があります。
患者100人中、中耳炎は約7から9人、肺炎は約1から6人に合併します。脳炎は約1000人に1から2人の割合で発生がみられます。
また、亜急性硬化性全脳炎(SSPE)という慢性に経過する脳炎は約10万例に1から2例発生します。
このように予防接種を受けずに麻疹にかかった人は数千人に1人の割合で死亡します。

風しんとはどんな病気?

風しんウイルスの空気感染によって起こります。潜伏期間は2から3週間です。
軽いかぜ症状ではじまり、発疹、発熱、後頸部リンパ節腫脹などが主症状です。そのほか、眼球結膜の充血もみられます。
発疹も熱も約3日間で治るので「三日ばしか」とも呼ばれることがあります。
合併症として、関節痛、血小板減少性紫斑病、脳炎などが報告されています。
血小板減少性紫斑病は患者3000人に1人、脳炎は患者6000人に1人くらいです。大人になってからかかると重症になります。
妊婦が妊娠早期にかかると、先天性風疹症候群と呼ばれる病気により心臓病、白内障、聴力障害などの障害を持った児が生まれる可能性が高くなります。

ワクチンの副反応

主なものは、発熱と発疹です。
他には注射部位の発赤・腫脹(はれ)、硬結(しこり)などの局所反応、じんましん、リンパ節腫脹、関節痛、熱性けいれんなどがあります。
まれに、アナフィラキシー、血小板減少性紫斑病、脳炎、けいれんなどの副反応が生じる可能性があります。 

MR(麻しん風しん混合)ワクチンは2回接種です。

対象年齢

下記参照

接種回数

2回

第1期

1歳から2歳未満のお子さん

第2期

年長に相当する年齢のお子さん (小学校入学前の1年間)

接種方法

「戸田市保健ガイド」に掲載している医療機関にご予約の上、接種してください。
「戸田市保健ガイド」の内容については、こちらのリンク先のページをご参照ください。

持ちもの

母子健康手帳、健康保険証等(住所、氏名、生年月日が確認できるもの)

お問い合わせ

福祉保健センター 保健政策・感染症対策担当 電話:048-446-6479

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