あなたもゲートキーパーになりませんか?
ゲートキーパーとは
話し相手がおらず「孤独」を感じる人や、社会とのつながりが減り「孤立」する人は、誰にも助けを求められず、追い詰められた結果、自殺を選んでしまうことがあります。
ゲートキーパーとは、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聴いて、見守る人=「命の門番」とも言える人のことです。
特別な資格は必要ありません。誰でもゲートキーパーになることができます。
ゲートキーパーの役割
ゲートキーパーには大きく4つの役割があります。
「気づき」と「声かけ」
悩み事を自分から打ち明けられず、つらい気持ちを抱えている人もいます。
- 「最近元気がなさそう」
- 「口数が少なくなった気がする」
まずは身近な人のちょっとした変化に気づくことが大切です。
そして「いつもと違うな」と感じたら、声をかけてみましょう。
- 「眠れてる?」
- 「なんか元気なさそうだけど、大丈夫?」
- 「悩んでることがあれば、話きくよ。」
- 「何か力になれることあるかな?」
声をかけることは勇気のいることですが、声をかけてもらえるだけでも、気持ちが楽になることがあります。
「傾聴(聴く)」
本人の話に耳を傾け、その気持ちを受け止めましょう。
相手の感情に共感し、相手の気持ちを尊重することが大切です。
十分に話を聴いたあとは、「話してくれてありがとう。大変だったね。」と、ねぎらいの気持ちを言葉にして伝えましょう。
「つなぎ」
ゲートキーパーとして、一人で解決しようとする必要はありません。
必要としている支援を受けられる相談窓口や、医療機関へ適切につないでいくことが大切です。
市および関係機関では、様々な相談窓口を設けています。
「見守り」
身近な人の変化に気づき、声をかけ、話を聴き、相談機関へつなぐことを繰り返すことが、「見守り」です。
相談窓口につないだ後も、「また相談にのるよ」と伝え、温かく見守りましょう。
「自分のことを気にかけてくれている人がいる」、「自分はひとりじゃない」と感じられることが、悩んでいる人にとっては大きな支えになります。
相談窓口
ゲートキーパーに関する詳細
ゲートキーパーに関して、もっと知りたい方はこちらのページをご参照ください。
戸田市の「まちづくり出前講座」でもゲート―キーパについて学ぶことができます。
9月10日から9月16日は自殺予防週間です
日本では、自殺対策基本法に基づき、毎年9月10日から9月16日を「自殺予防週間」と定め、集中的に様々な啓発活動が行われています。
自殺や精神疾患についての正しい知識を知っていただき、これらに対する偏見をなくしていくとともに、命の大切さや自殺の危険を示すサイン、また危険に気づいたときの対応方法等についても理解を深めていただくことを目的としています。
9月9日に駅頭キャンペーンを行います!
自殺予防週間に合わせ、自殺予防のための駅頭キャンペーンを実施いたします。
今年は、市内を拠点に活動するラグビーチーム「ヤクルトレビンズ戸田」と一緒にキャンペーンを行います。
- 日時:令和6年9月9日(月曜)、午後6時~午後7時 ※配布物がなくなり次第終了いたします。
- 場所:JR戸田公園駅、JR戸田駅、JR北戸田駅
- 相談窓口を記載したチラシや自殺予防に関するリーフレット、リラックスグッズなどを配布いたします。