戸田市見守り防犯カメラの設置及び運用に関する条例
戸田市では、県内初となる「戸田市見守り防犯カメラの設置及び運用に関する条例」を2019年3月29日に公布し、2019年7月1日に施行します。
条例の目的
昨年(2018年)、東京都渋谷区において、ハロウィーンにかかる事件が発生しましたが、その犯人の検挙に防犯カメラが活用されたと報道されております。防犯カメラは、犯罪の抑止及び検挙に有効であることが社会的に認知されておりますが、一方でプライバシーへの配慮や個人情報の取り扱いが課題となっております。戸田市は、条例を制定することにより、個人情報を適正に管理し、それらの不安を払拭するとともに、一層の防犯対策を推進してまいります。
そこで戸田市では、通学路や不審者出没地点に防犯カメラを設置することで犯罪の未然防止、事案発生時の早期解決を目指します。まずモデル事業として2019年(平成31年)中に美女木小学校区に約20台の防犯カメラを設置し、将来的には全小学校区への設置を行う予定です。
定義
見守り防犯カメラ
犯罪の抑止を主たる目的として継続的に設置される撮影装置であって、公共の場所を撮影し、撮影した画像を記録し、再生表示する機能を有するもの。ただし、専ら市の施設又は備品の管理を目的として設置されたものを除く。
公共の場所
道路、公園、広場その他の不特定多数の人が往来する屋外の場所。