税金の仕組みと種類
税金の仕組みと種類
市税の仕組みと種類
市税は、市の歳入のうち最も大きな財源となるもので、市民の暮らしをとりまく環境の整備、教育や福祉の充実などに生かされます。
個人市民税
県民税と合わせて「住民税」といわれています。その年の1月1日現在、戸田市に住んでいた人に、前年の所得に応じて課税される税金で、均等の税額によって納めていただく「均等割」と、個人の所得に応じて納めていただく「所得割」があります。また、市外に住んでいる人で戸田市内に事務所や家屋敷などを持っている個人には「均等割」が課税されます。
法人市民税
市内に事務所、事業所などを持っている法人には、「均等割」と「法人税割」が課税され、市内に事務所、事業所などを持っていない法人で、寮、宿泊所などを持っている法人には「均等割」だけが課税されます。
(注釈)下表を参照
区分 | 税率 |
---|---|
1.資本等の金額が1億円以上の法人及び保険業法に規定する相互保険 2.資本等の金額が1億円未満で、法人税制の課税標準となる法人税額が年1,000万円以上の法人等 |
14.7パーセント |
上記1、2のいずれにも該当しない法人等 | 12.3パーセント |
資本金 | 従業員数 | 税率(年額) |
---|---|---|
50億円超 | 50人超 | 300万円 |
50億円超 | 50人以下 | 41万円 |
10億円超 50億円以下 | 50人超 | 175万円 |
10億円超 50億円以下 | 50人以下 | 41万円 |
1億円超 10億円以下 | 50人超 | 40万円 |
1億円超 10億円以下 | 50人以下 | 16万円 |
1,000万円超 1億円以下 | 50人超 | 15万円 |
1,000万円超 1億円以下 | 50人以下 | 13万円 |
1,000万円以下 | 50人超 | 12万円 |
上記以外の法人等 | 5万円 |
固定資産税
その年の1月1日現在、市内に土地、家屋、償却資産を持っている個人と法人に課税されます。1月2日以降、こうした固定資産を売った場合も、課税対象となります。税率は1.4パーセントです。
都市計画税
その年の1月1日現在、市街化区域内に、土地、家屋を持っている個人と法人に課税されます。税率は0.2パーセントです。
その他の市税
市税には上記のほか、軽自動車税や購入者が負担する市たばこ税などがあります。
県税の仕組みと種類
県税は、地方税法などの国の法律や、県税条例に従って課税されるもので、県の台所を賄う歳入のうち最も大きな割合を占めています。
担当:川口県税事務所 電話048-252-3571
個人県民税
市民税とともに「住民税」として一括で課税され、市が徴収します。納税方法には、直接個人で払い込む普通徴収(年4回)と、勤務先で毎月の給与から天引きされる特別徴収とがあります。
法人県民税
法人税額を基準として課税される法人税割と、資本金などの額で区分される均等割との合計額で、法人が県税事務所へ申告して納税します。
個人事業税
県内に事務所または事業所があり、地方税法第72条に定められている事業を営んでいる人に、前年の事業所得を課税標準として課税されます。
法人事業税
各事業年度の所得を課税標準として課税されます。なお、電気・ガス供給業、生命・損害保険事業は、各事業年度の収入金額が課税標準となります。
不動産取得税
不動産を取得したときに、その価格を課税標準として取得した人に課税されます。
その他の県税
自動車税、自動車取得税、地方消費税、県たばこ税、ゴルフ場利用税などがあります。
国税の仕組みと種類
国で行う事業などの経費を賄うために国民が負担しなければならないもので、納税者個人が直接納める直接税と、納税者と実際に負担する人が異なる間接税があります。
担当:西川口税務署 電話048-253-4061
所得税
個人にかかる直接税の代表的なもので、1年間(1月1日~12月31日)の所得に対して課せられます。給与所得者の場合、毎月の給与から定められた税率で差し引かれ、年末調整によってその年の税額が決まり、過不足が清算されます。自営業者は毎年3月15日までに税務署に所得税の確定申告を行い、その年の税額を確定して納税することになります。
相続税
相続または遺贈によって得た財産にかかる税金で、相続分に応じて課税されます。
贈与税
個人から財産の贈与を受けたとき、財産を取得した人に課税されます。
その他の国税
消費税、酒税、たばこ税、自動車重量税、印紙税、登録免許税などがあります。