【令和7年4月1日から】水道料金の改定について
令和7年4月1日から水道料金を改定します。
外部の専門家と公募を含めた市民委員で構成される「戸田市上下水道事業経営審議会」からの答申書に基づく改正給水条例が、令和6年9月市議会において可決されたことにより、令和7年4月1日から水道料金を29年ぶりに改定することとなりました。
今後も安定して安全な水を市民の皆様に届けるため、ご理解をお願いいたします。
改定後の水道料金表(消費税等除く)
口径 | 新料金 | 旧料金 |
---|---|---|
13ミリメートル | 450円 | 340円 |
20ミリメートル | 830円 | 620円 |
25ミリメートル | 1,130円 | 840円 |
40ミリメートル | 2,950円 | 2,200円 |
50ミリメートル | 7,630円 | 5,700円 |
75ミリメートル | 14,040円 | 10,500円 |
100ミリメートル | 27,680円 | 20,700円 |
150ミリメートル | 77,160円 | 57,700円 |
使用水量(1月当たり) | 新料金(1㎥当たり) | 旧料金(1㎥当たり) |
---|---|---|
1立方メートルから10立方メートルまでの分 | 60円 | 45円 |
10立方メートルを超え20立方メートルまでの分 | 105円 | 80円 |
20立方メートルを超え30立方メートルまでの分 | 160円 | 120円 |
30立方メートルを超え50立方メートルまでの分 | 215円 | 160円 |
50立方メートルを超え100立方メートルまでの分 | 265円 | 200円 |
100立方メートルを超える分 | 355円 | 260円 |
区分 | 基本料金 | 使用水量(1月) | 新料金(1㎥当たり) | 旧料金(1㎥当たり) |
---|---|---|---|---|
公衆浴場用 |
口径別による |
1立方メートルから200立方メートルまでの分 | 75円 | 55円 |
200立方メートルを超える分 | 105円 | 80円 | ||
臨時用 | 1立方メートルにつき | 350円 | 260円 |
改定後水道料金の適用時期
戸田市では、市内を偶数月(東部地区)と奇数月(西部地区)に分け、2ヶ月に一度検針し、2ヶ月分の使用料金をまとめてご請求しています。
新料金の適用時期については、令和7年3月31日までに水道使用の申込がされて、かつ、令和7年4月または5月の検針時に1立方メートル以上の水道使用を確認できる場合は、偶数月検針の方は6月ご請求分から、奇数月検針の方は7月ご請求分から適用されます。
世帯人数別における水道料金の見込み
一般家庭で使用される口径20ミリメートルの平均的な世帯使用水量(注釈)などから、2か月分の水道料金を算出。
(注釈)東京都水道局ホームページ参照
使用者例 | 世帯人数/口径 | 使用水量 | 新料金 | 旧料金 |
---|---|---|---|---|
一般家庭 | 1人 | 16立方メートル | 2,882円 | 2,156円 |
2人 | 30立方メートル | 4,301円 | 3,234円 | |
3人 | 40立方メートル | 5,456円 | 4,114円 | |
4人 | 46立方メートル | 6,512円 | 4,906円 | |
小中規模工場等 |
40ミリメートル |
300立方メートル | 91,300円 | 67,870円 |
大規模集客施設等 |
100ミリメートル |
2,000立方メートル | 809,556円 | 594,770円 |
水道料金改定の背景
水道料金改定の理由
水道事業は、税金ではなく水道料金収入を中心に経営しています。住宅の新築や口径変更の際などにご負担いただく分担金等収入や水道施設に係る修繕等の先送りにより黒字経営を維持してきたものの、給水に係る費用と水道料金収入のバランスを示す経営指標である「料金回収率」は恒常的に100%を下回っており、健全な事業運営が確保されているとは言い難い状況となっていました。例えば、令和5年度は100円でつくった水を93円で売っている計算になります。
今後、人口減少などが見込まれることから、水道料金改定により収益を確保し、早期に健全な事業運営にする必要があります。
水道料金改定の水準
戸田市上下水道事業経営審議会では、新たに設定する水道料金の水準は、料金回収率100%の確保や水道施設の更新に備えるために確保するお金である資産維持費を計上することとして算定した結果、平均61.20%の料金改定が必要であると判断されました。
しかし、近年の物価高騰に伴う家計負担を考慮し、資産維持費の計上を見送り、平均33.66%の段階的な料金改定となりました。料金改定後は県内平均水準の水道料金となりますが、県内の他自治体においても水道料金の値上げについて実施・検討が予定されています。
今回の料金改定は、令和7年度から令和9年度において、健全な事業経営を維持するためのものです。配水管や浄水場など、水道施設の更新に備えるための財源確保に向け、今後も適正な料金水準について継続的に検証していきます。
水道料金改定に関するQ&A
水道料金改定に関するQ&Aはこちら [PDFファイル/150KB]
水道料金改定に関する広報
上下水道事業広報誌「みずのめぐみ」11月号及び「広報戸田市」12月号に水道料金改定の特集記事を掲載しました。