予防救急ガイドブックを発行
予防救急ガイドブックを発行しました
高齢者の病気やけがを防ぐために予防救急ガイドブックを発行しました。
内容
戸田市消防署では、高齢社会への対策と、救急出場要請に対する取り組みとして、予防救急ガイドブック(高齢者施設編)を作成しました。救急車が必要となる事故や病気を、少しの注意や心掛けで防ぐ取り組みを「予防救急」といいます。このガイドブックでは、高齢者施設でできる病気やけがの予防方法や、いざというときの対応などを紹介しており、各施設で活用いただくことで健康維持を図ることを目的としています。また、消防設備編として消防設備の使い方や用途、火災時の避難方法や施設職員の行動をまとめた一冊となっています。
9月9日(救急の日)に合わせて市内高齢者施設に配布します。
また、ガイドブック作成のほか、予防救急講座や救命講習会などを通 じて、予防救急の推進を図っています。
予防救急ガイドブックでは実際にあった事故を、どのように防ぐのかを紹介しています
食物、異物による窒息を防ぐためには、落ち着いてゆっくり食べることができるように環境を整える。嚥下機能にあわせて、小さく分けて食べる。子どもが手の届くところに、誤飲の可能性がある大きさの物を置かない。
転倒・転落による事故を防ぐためには、生活環境を整理整頓し通路を確保する。滑り止め手すりをつける。
熱傷(やけど)による事故を防ぐためには、テーブルなどの上に高温なものを置かない。調理中には、安全に注意し、よそ見などをしない。
溺水(入浴中)による事故を防ぐためには、飲酒や飲食後すぐの入浴は避ける。浴室と部屋の温度差を少なくする。
熱中症を防ぐためには、こまめな水分、塩分の補給を行う。十分な食事や睡眠をとるなど体調管理を行う。
感染症を防ぐためには、うがい手洗いを習慣化する。外出時(人の多いところ)はマスクをつける。
くわしくは、予防救急ガイドブックにて紹介しています。
なお、ガイドブック内にある救急搬送依頼書を電子ベースで必要とされる方は、
こちらの救急搬送依頼書(記入例含む) [Excelファイル/54KB]をご活用ください。
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