「LGBTQ+」という言葉を聞いたことはありますか。「聞いたことはあるけれど説明するのは難しい」など、感じた方もいるのではないでしょうか。性のあり方は男性、女性の2つの性別に分けられるものではなく、人それぞれで異なります。今回は、多様な性のあり方や、「LGBTQ+」の意味について紹介します。
多様な性のあり方
性のあり方について考えるには、次の4つの要素が大切です。
身体の性(身体的性別)
生まれた時の特徴から医師が判断し、戸籍に登録される性のこと。
好きになる性(性的指向)
恋愛感情や性的な関心が向かう性のこと。対象が異性のほか、両性や同性、または、どちらでもないことがある。
心の性(性自認)
自分がどの性であるかを認識すること。認識として男性、女性、どちらでもある、どちらでもないことがある。
表現する性(性表現)
言葉づかいやファッションなど、自分自身が表現したい性のこと。
LGBTQ+を知っていますか?
性にはさまざまな形があります。それぞれの言葉と意味を知ることが大切です。
Lesbian (レズビアン)
女性の同性愛者。心の性は女性で恋愛対象も女性。
Gay(ゲイ)
男性の同性愛者。心の性は男性で恋愛対象も男性。
Bisexual(バイセクシュアル)
両性愛者。恋愛感情が男性にも女性にも向いている。
Transgender(トランスジェンダー)
身体の性と心の性が異なると感じる人。
Questioning(クエスチョニング)
自分の性やどんな相手に恋をするのか「定まらない」「決められない」「決めたくない」などの人。
+(プラス)
このほかにも性のあり方は人それぞれ。多様な性を表す意味として、「プラス」が使われています。
市の取り組みの一部を紹介
悩んだ時の相談窓口
夫婦、家族、友達、性のことなどで「困り事」「悩み事」があれば一人で抱え込まず、まずは相談してください。
上戸田地域交流センター あいパル
※戸田市男女共同参画の推進拠点
相談時間
午前10時~午後5時 ※要予約、対面相談
受付日
毎日(休館日[第3月曜日、年末年始]を除く)
電話番号 048-229-3133
パートナーシップ・ファミリーシップ届出制度
お互いを人生のパートナー、ファミリーと思う方の届出を、市が認める「パートナーシップ・ファミリーシップ届出制度」を2022年10月から実施しています。届出された内容が要件を満たせば、「届出受理証明書」および「届出受理証明カード」を発行します。市では、13件のパートナーシップの申請があり、受理されています(2025年9月末現在)。