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広報戸田市 2025年4月号

アップデートだ!2025 2025年度の戸田市の取り組みを紹介します

市では、「第5次総合振興計画」で定められた“目指すべき将来都市像”の実現に向けて、「子ども応援」「100年健康」「防災」をテーマにした3大プロジェクトを推進しています。2025年度は、各プロジェクトで次のとおり施策を進めていきます。

子ども応援プロジェクト 子どもが安心して生まれ・育つまちへ

  • 中学生の給食費無償化など、子ども・子育て世帯への支援
  • 先端テクノロジーの導入による教育の充実

100年健康プロジェクト 全ての世代の人が健康で豊かに過ごせるまちへ

  • 乳幼児から高齢者まで、誰も取り残されない支援・相談体制の充実
  • 若年層、健康無関心層のヘルスリテラシー向上に向けた取り組みの推進

防災プロジェクト 誰もが安心して暮らせる、防災・減災のまちへ

  • 雨水貯留管の完成に向けた整備
  • 主に水害時の広域避難を促進させるための補助制度の創設

また、3大プロジェクト以外の取り組みとして、近年多発している闇バイトに端を発する、住宅強盗などから住まいを守るための防犯対策や特殊詐欺対策への支援など、社会状況に柔軟に対応した施策にも着手します。

How to update? 今後1年間の取り組みをピックアップして紹介します!

経済的支援と学びをアプデ! 子ども応援プロジェクト

中学生の給食費無償化

子育て世帯への経済的支援として、特に教育費の負担が大きい中学生に係る給食費を、2025年4月分から恒久的に無償化します。また、食物アレルギーなどにより給食の提供を受けていない生徒や、特別支援学校中学部に在籍する生徒へは、学校給食費相当額を助成します。

ハイスペックデジタル工作機械(レーザー彫刻機)の導入

市内全中学校に3台ずつ「ハイスペックデジタル工作機械」を導入し、布や木材、アクリル板など幅広い材料への加工ができる環境を整えます。新たなテクノロジーを活用したものづくり体験ができる環境を提供することで、子どもたちの知的好奇心を今まで以上に高め、PBL教育の進化・充実に生かします。

(注釈)PBL:Project-Based Learning(課題解決型学習)の略

産後ケア・サポートとヘルスリテラシーをアプデ! 100年健康プロジェクト

産後ケア事業・産後サポート事業

心身に不安を感じる産婦の皆さんのサポート強化のため、産後ケア事業の「訪問型」の利用を無料化します(利用上限は全てのケアを通算して7回まで)。

また、2025年度の対象者から、産後ケア事業者が独自に提供する「乳房マッサージ」や「ベビーマッサージ」なども利用できるようになるほか、対象事業者が最大10者に増えるなど、産後サポート事業も充実します。

これにより、産後ケア事業の利用に併せて産後サポート事業も利用できるようになるなど、産婦の皆さんの心身の負担や産後のストレスがより軽減されるようサポートを強化します。

産後ケア事業利用者負担額
宿泊型 5,000円
通所型 2,000円
訪問型 0円

「健幸(けんこう)アンバサダー」800人養成

2025年度~2027年度にかけて、市からの健康情報を口コミで広げる「健幸アンバサダー」を800人養成します。特に若年層や健康無関心層に対して、これまで以上に健康情報を伝えていき、市民のヘルスリテラシーの向上や健康寿命の延伸を図ります。

健幸アンバサダーとは?

スマートウエルネスコミュニティ協議会により提唱され、講座の受講により得た健康に関する情報や知識を、さまざまな場所で口コミにより広げていく役割を担う人のこと。

“避難しやすさ”と雨水対策をアプデ! 防災プロジェクト

「災害時自主的広域避難支援補助金(逃げサポ補助金)」の創設

荒川が氾濫した際などに広域避難をした市民へ、一人あたり1泊5,000円を補助します(2泊まで)。荒川氾濫時は、市内全域が浸水想定区域となり安全な地域が存在しないため、広域避難が必要です。この補助制度により、ためらうことなく広域避難ができる環境を整えます。

(注釈)JR市内3駅のいずれかを含む区間が計画運休の対象となり、荒川流域(岩淵地点上流)での3日間積算流域雨量の予測が400ミリメートルを超えた場合に助成

雨水貯留管の整備

貯留量約26,000平方メートル、内径6メートル、延長約920メートルの規模で「雨水貯留管」の整備を進め、2026年3月末の完成を目指しています。現在、約920メートルにおよぶシールド工が完了し、雨水を貯留管へ取り込むための分水人孔やマンホールポンプ室の工事に着手しています。完成後は、貯留管の仕組みを学びながら、防災意識向上を図る市民向けの施設見学会も予定しています。

さまざまな形で暮らしをアプデ! その他の取り組み

戸田市住まいの防犯対策補助金の創設

年度内に購入した防犯設備を、住民登録上の住所の居宅に設置した市民に対し、購入・設置した防犯設備の費用の2分の1(上限2万円)を補助します。住宅強盗や空き巣などの犯罪に対する対策を促し、地域の防犯力のさらなる向上を目指します。

(注釈)詳しくは自宅を犯罪から守る!防犯対策補助金が開始しますをご覧ください

出会いづくり支援サービス利用補助

埼玉県が実施している結婚支援サービス「恋たま」や、東京都が実施しているAIマッチングシステム「TOKYO縁結び」の利用登録料を市が負担し、出会いをサポートします。

対象

市内在住で35歳未満の独身者

補助額

11,000 円(利用登録料)

記念フォトスポットの設置など

市役所1階に、結婚や出産などを市として祝福するフォトスポットを新設します。また、現在交付している表彰状形式の婚姻届受理証明書(大)について、より思い出に残るものになるよう、戸田市オリジナルデザイン版を作成します。

2025年度 予算の概要

2025年度の一般会計予算額は647億3,000万円で、前年度と比較して22億6,400万円の増額となりました。この増額は、社会保障経費の増額などが主な要因となっています。

また、特別会計予算額は267億754万9千円で、前年度と比較して16億2,163万6千円の増額となりました。この増額は、新曽第一土地区画整理事業特別会計の事業費の増額が主な要因です。

一般会計 歳入歳出構成

歳入 647億3,000万円

市税 48.3%
国庫支出金 21.3%
県支出金 6.8%
繰入金 6.2%
地方消費税交付金 5.6%
市債 2.7%
その他 9.1%

歳出 647億3,000万円

民生費 50.0%
教育費 11.6%
総務費 11.0%
土木費 9.6%
衛生費 6.9%
公債費 4.3%
その他 6.6%

特別会計予算

国民健康保険 115億5,448万円
市民医療センター 8億7,612万5千円
交通災害共済事業 409万8千円
海外留学奨学事業 957万4千円
火災共済事業 265万7千円
新曽第一土地区画整理事業 28億9,395万5千円
介護保険 86億927万6千円
新曽第二土地区画整理事業 11億2,876万4千円
後期高齢者医療 15億2,314万7千円
在宅介護支援事業 1億547万3千円
特別会計 合計 267億754万9千円

お問い合わせ

財政課 電話番号 048-441-1800(内線415)

2025年度戸田市上下水道事業会計予算

水道事業

収益的収支

区分 予算額
収入 33億4,948万5千円
支出 27億1,514万1千円

資本的収支

区分 予算額
収入 2億9,008万1千円
支出 13億3,414万7千円

下水道事業

収益的収支

区分 予算額
収入 27億3,562万1千円
支出 26億2,215万3千円

資本的収支

区分 予算額
収入 25億312万8千円
支出 35億2,791万8千円

(注釈)資本的収支の不足額は損益勘定留保資金などで補てんします

お問い合わせ

水安全部総務課 電話番号 048-229-4606