北大通りに雨水貯留管を設置する浸水対策工事を進めています。2026年3月末に完成予定です。
雨水貯留管って何?
大雨が降ったときに、道路や家に水があふれないよう一時的に雨水を貯めておく施設です。
北大通りの浸水被害を軽減させるため、内径6メートル、長さ約920メートルの雨水貯留管を設置しています。完成後に貯留できる雨水の量は約26,000立方メートル(25メートルプール86杯分)で、市内で記録した2005年9月の降雨(1時間の最大降雨71.5ミリメートル)と同規模の降雨に耐えられます。
2024年度末の完成予定で工事を進めていましたが、近年の社会情勢の変化により、特殊資材の調達に時間がかかったことや、作業員不足などの影響で、完成予定が2025年度末となりました。
これまでの工事内容
地中にトンネルを掘り進める工事(シールド工)が、2024年1月に戸田駅西口交差点付近の発進立坑(はっしんたてこう)から始まり、9月に山宮橋付近の到達立坑(とうたつたてこう)に到達しました。また、2024年7月から9月に工事現場の見学会を開催しました。多くの市民の方に雨水貯留管の大きさを感じてもらい、工事の状況を確認していただきました。
今後の予定
貯留管に雨水を貯めたり、排水するために必要な分水人孔とマンホールポンプ室を設置する工事を実施しています。完成まで交通規制などでご不便をおかけしますが、ご理解とご協力をお願いします。
分水人孔
大雨時に雨水貯留管へ雨水を取り込むためのもので、北大通りに5カ所整備します。
マンホールポンプ室
雨水貯留管に溜まった雨水を排水するための施設です。山宮橋付近の到達立坑にポンプ施設を整備し、晴天時に既設水路へ排水します。
交通規制の案内
工事の進捗により、交通規制の状況が日々変化します。市ホームページで交通規制の予定などを随時お知らせしています。
工事概要などについて
工事概要のほか、よくある質問にお答えしています。
URL
https://www.city.toda.saitama.jp/soshiki/413/gesuido-tyoryu-kan.html