1945(昭和20)年の夏、日本は終戦を迎えました。空襲により多くの都市が焼け野原となり、広島と長崎には核兵器が落とされ、甚大な犠牲者が出ました。戦禍は日本中を襲い、多くの人々を傷つけました。
終戦以降、日本は平和国家としての道を歩み続けており、家族と共に過ごし、友達と一緒に笑い合える日常があります。しかし、世界では今なお紛争が絶えず、戦禍の中に苦しんでいる多くの人々がいます。
戸田市は、市制施行20周年の1986(昭和61)年に平和都市宣言をし、恒久平和の実現と核兵器の廃絶に向けて努力することを誓いました。戦後日本が築き上げてきた平和な社会に感謝するとともに、恒久平和への想いを世界に、そして未来につなげていきましょう。
市役所で見られる平和の象徴
市役所敷地内の「平和像」
「世界の平和、人類の幸福」の願いを込め、1970(昭和45)年に建立されました。
市役所前庭の「被爆アオギリ二世」
戦禍の中を生き抜いたアオギリの苗木を広島市から譲り受け、2006(平成18)年に植樹され、たくましく成長しています。
写真で学ぶ戦争パネル展
市内の戦時中の様子や、当時の人々の生活など、戦争の悲惨さを今に伝える写真を展示します。また、ウクライナの惨状を伝える写真も展示します。
とき
2024年8月1日(木曜日)~15日(木曜日)
ところ
市役所2階 ロビー
物語で学ぶ 平和紙芝居
第50回戸田ふるさと祭りで、平和紙芝居を行います
平和の尊さを伝える紙芝居です。ぜひ、親子でご観覧ください。
とき
2024年9月1日(日曜日)
(注釈)戸田ふるさと祭り(2日目)
- 第1公演 午後1時~
- 第2公演 午後2時~
- 第3公演 午後3時~
(注釈)各回30分程度
ところ
市役所2階 ロビー
(注釈)費用無料。申込不要
黙とうを捧げましょう
1945(昭和20)年8月6日に広島、8月9日には長崎へ原爆が投下されました。また、終戦記念日である8月15日には、政府主催の全国戦没者追悼式が行われます。戦没者のご冥福と世界平和を祈り、1分間の黙とうを捧げましょう。
広島原爆の日
2024年8月6日(火曜日)午前8時15分~
長崎原爆の日
2024年8月9日(金曜日)午前11時2分~
終戦記念日
2024年8月15日(木曜日)正午~
ほかにも、市では平和啓発横断幕の掲示や平和映画上映会・講演会の開催など、平和の尊さを伝える取り組みを行っています。