市の東部に位置する川岸地区は、住宅が密集しているほか、行き止まり道路なども多く、防災上や居住環境の面でさまざまな課題を抱えています。これらの問題を解決するために市が進めている、川岸地区における取り組みを紹介します。
川岸地区では 建物 道路(経路) 公園・広場 の3本柱で災害に備えるまちづくりを進めています!
1 災害に強い建物づくり
課題
- 住宅が密集して立ち並んでいる
- 火災に弱い木造住宅や古い住宅が建っている
解決に向けた取り組み
- 老朽化し、防災上危険な住宅などの建て替えの促進
- 建築時における、火災に強い建物づくりへの誘導
ルールに沿った災害に強い建物づくりの促進に取り組んでいます!
2 有事の際に人や緊急車両が通り抜けられる経路づくり
課題
- 東西方向の道路が少なく、行き止まり道路が多いなど災害時にスムーズに避難できない恐れがある
- 火災発生時に消防車が通行できないなど、消火活動に支障をきたす恐れがある
解決に向けた取り組み
- 有事の際に緊急車両などが円滑に対応できる経路の整備
通り抜けできる緊急経路の増設に取り組んでいます!
3 防災機能を持つ公園・広場づくり
課題
- 開けた空間や身近な防災拠点が少ない
解決に向けた取り組み
- 火災時の延焼防止や一時避難場所としての機能を兼ね備えた公園・広場の整備
平時には憩いの場として利用され、有事の際には空間的、機能的に地区の防災に役立つ公園・広場を整備しました!
例1 川岸みんなの広場
開けたスペースに加え、かまどスツールやトイレスツールなどの防災設備などを備えた広場です。
災害時に活躍する設備をチェック!
- かまどスツール:座面を取り外し、薪をくべて使います。
- トイレスツール:座面を取り外し、中の便座とテントを組み立てて使います。
例2 川岸さつき通り広場
2024年4月に開設された広場です。
普段は市民が集う憩いの場となりますが、有事の際には緊急車両が通り抜けることもできます。
災害に備えるまちづくりを知ろう!「かわぎし防災さんぽDAY」を開催します
公園のベンチがトイレに? クイズラリーをしながら、普段使っている広場の“新たな一面”を見てみませんか。
クイズラリー参加者にはいつでも携帯できる「LEDライト付きFMポケットラジオ」を、先着300人にはお菓子をプレゼントします。
とき
2024年7月6日(土曜日)、午前11時~午後3時
(注釈)予備日:2024年7月7日(日曜日)
ところ
川岸地区内の公園・広場、さつき通り(当日通行止め区間あり)
URL
https://www.city.toda.saitama.jp/soshiki/274/matikukaku-kawagishi-event.html