市民意識調査は、市民生活や市政に対する皆さんの意識や意見を把握し、「戸田市第5次総合振興計画」に掲げるまちづくりの施策に生かすため、市が実施するアンケート調査です。2023年度に実施した調査の結果をいくつか紹介します。
2023年度市民意識調査
調査期間
2023年10月1日~31日
調査対象
満18歳以上の市民3,000人(無作為抽出)
回答人数(率)
1,243人(41.4パーセント)
「2023年度市民意識調査報告書(全体版)」は、市ホームページからご覧ください。
(注釈)集計は、小数点以下第2位を四捨五入しているため、合計が100.0パーセントにならない場合があります
調査A 戸田市にこれからも住みたいと思いますか。
回答人数 1,243人
住み続ける | 32.7パーセント |
---|---|
たぶん住み続ける | 46.5パーセント |
たぶん移転する | 7.5パーセント |
移転する | 1.9パーセント |
分からない | 10.9パーセント |
無回答 | 0.6パーセント |
「住み続ける」と「たぶん住み続ける」を合わせると、約5人に4人が、「これからも戸田市に住み続ける」と答えています。
調査B 子育てしやすいまちだと思いますか。
回答人数 1,243人
そう思う | 26.5パーセント |
---|---|
どちらかというとそう思う | 40.5パーセント |
どちらかというとそうは思わない | 4.3パーセント |
そうは思わない | 1.5パーセント |
分からない | 24.3パーセント |
無回答 | 3.0パーセント |
「そう思う」と「どちらかというとそう思う」を合わせると、約3人に2人が、「子育てしやすいまちである」と答えています。
調査C 高齢者または高齢者のいる世帯にとって、戸田市は過ごしやすいまちだと思いますか。
回答人数 1,243人
そう思う | 12.8パーセント |
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どちらかというとそう思う | 42.5パーセント |
どちらかというとそうは思わない | 11.2パーセント |
そうは思わない | 4.0パーセント |
分からない | 28.0パーセント |
無回答 | 1.5パーセント |
「そう思う」と「どちらかというとそう思う」を合わせると、半数以上が、「高齢者にとって過ごしやすいまちである」と答えています。
市の取り組みへの満足度・今後重要だと思う取り組み ベスト5
「戸田市第5次総合振興計画」に掲げる32の施策について、満足度と重要度について伺いました。各施策の推進に活用していきます。
満足度ベスト5
順位 | 項目名 | 割合(パーセント) |
---|---|---|
1 | 上下水道事業の効率的な運営・施設の充実 | 46.6パーセント |
2 | 消防・救急体制の強化 | 44.0パーセント |
3 | 自然に親しむ空間の整備・推進 | 43.7パーセント |
4 | 公共交通が利用しやすい環境の整備・推進 | 43.1パーセント |
5 | 魅力ある公園づくり | 43.0パーセント |
(注釈)「満足」「まあ満足」を足した割合が高い順
寄せられた意見
- 今まで住んでいたまちの中で一番住みやすい
- 都内にない広々とした環境が気に入っている
- 小さな公園を含め、たくさんの公園と駅前の清潔感はとてもよい
重要度ベスト5
順位 | 項目名 | 割合(パーセント) |
---|---|---|
1 | 子育て支援の充実 | 35.0パーセント |
2 | 地域医療体制の強化 | 34.9パーセント |
3 | 浸水対策の推進 | 31.0パーセント |
4 | 高齢者福祉環境の整備・充実 | 26.2パーセント |
5 | 国民健康保険・後期高齢者医療・国民年金の円滑な運営 | 25.2パーセント |
(注釈)複数回答(〇を5つまで選択)で割合が高い順
寄せられた意見- 未来の財産である子どもたちが幸せに暮らせる市にしてほしい
- 水害対策を万全にし、安心して永住できるまちにしてほしい
- 高齢者になっても安心して暮らせるまちになってほしい
今回の調査では、子育て世代から高齢者まで幅広い世代の方が生活しやすく住み続けたいまちであると感じていることが分かりました。
一方で、少子高齢化や激甚化する災害などを背景に、さらなる子育て支援の充実や高齢者施策の推進、災害対策など、取り組むべき課題も明らかとなった調査でした。
この貴重な意見を生かし、「戸田市第5次総合振興計画」の施策を推進することで、幅広い世代が住みやすく、住み続けたいまちづくりを進めていきます。アンケート調査へのご協力ありがとうございました。