2024年度末の完成に向け、北大通りに雨水貯留管を設置する浸水対策工事が進行中です。工事の進捗状況と今後の予定をお知らせします。
雨水貯留管って何?
大雨が降ったときに、道路や家に水があふれないよう一時的に雨水を貯めておく施設です。
北大通りの浸水被害を軽減させるため、内径6メートル、長さ約920メートルの雨水貯留管を設置予定です(図1)。完成後に貯留できる雨水の量は約26,000立方メートル(25メートルプール86杯分)(図2)で、市内で記録した2005年9月の降雨(1時間の最大降雨71.5ミリメートル)と同規模の降雨に耐えられます。
どんな工事が行われるの?
シールドマシンとセグメントの製作
これまで
地中にトンネルを掘り進める筒状の機械(シールドマシン)の準備と、地山の崩壊を防ぐための円形の外壁(セグメント)を製作しています。
現在
シールドマシン発進の最終準備と、シールド工の際に発生する騒音を軽減するための防音ハウスの設置を行っています。
今後
シールドマシンでトンネルを掘り進めていくとともに、到達立坑(マシンの到達地点)と付帯施設(ポンプ施設など)の整備を進めていきます。
発進立坑
シールドマシンで地下を掘り進めていく発進地点で、マシンを所定の深さまで降ろすための縦穴です。北大通り(戸田駅前交差点付近)に、深さ約18mまで掘削した発進立坑をつくりました。
工事のスケジュールなど
工事の準備/シールドマシン製作 | 2021年度後半から2023年度前半 |
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発進立坑の設置 | 2022年度後半から2023年度前半 |
シールド工事 | 2023年度後半から2024年度前半 |
到達立坑の設置 | 2023年度後半 |
付帯施設の整備 | 2024年度中 |
交通規制の案内
工事の進捗により、交通規制の状況が日々変化します。市ホームページで随時交通規制の予定をお知らせしています。