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広報戸田市 2023年9月号

飼い犬の登録数が年々増加しており、家族の一員として愛情を持ってペットを飼っている方が多い一方で飼い方が不適切な事例も見受けられます。市では新たに条例を制定することにより、人と動物(ペット)との調和の取れた社会を目指します。

「戸田市人と動物との共生社会の推進に関する条例」(一部抜粋)

基本理念 第3条

動物が命あるものであり、その命は差別することなく尊ぶものであることを理解し、市や飼い主や市民が、それぞれ連携していくこと。

飼い主の責務 第6条

ペットを適切に管理し、他人に迷惑を及ぼすことがないようにし、やむをえず飼えなくなったときは次の飼い主を見つけるよう努めること。

動物を飼っている方や苦手な方、価値観はさまざまです。身近な動物との関わりの中で気を付けることを考えてみましょう。

狂犬病予防法により市への登録が義務付けられています。生後91日以上の犬は、市に登録して「鑑札」の交付を受けることで登録となります。また、狂犬病予防注射は毎年受けましょう。市では、集団接種も行っています。

登録制度はなく、飼い主がよりしっかり管理する必要があります。飼い主のいない野良猫に対して地域猫活動(不妊や去勢手術をした上で一代限りの命として地域で適切に見守る)に取り組む団体も増えています。

(注釈)不妊・去勢手術を受けた地域猫は耳がカットされています

そのほかの動物

カラス

毎年4~6月が繁殖期です。巣をつくられないように樹木の剪定などをしておきましょう。卵やひながいない巣は撤去できます(許可不要)が、いると撤去できません。子育て期で攻撃性が高いカラスには近寄らないようにしてください。

アライグマ

県で計画駆除の対象としています。市で捕獲ワナの設置ができますので、ご相談ください。

ハクビシン

原則駆除ができません。家の周りに食べ物となるようなものを置かないようにしましょう。

ミドリガメ、アメリカザリガニ

2023年6月から、現在飼育しているものを川などに放流することや販売、購入は禁止となりました。飼い主が責任を持って育てましょう。

9月20日~26日は動物愛護週間です。身近な動物について、改めて考えてみましょう。


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