「食品ロス」とは、まだ食べられる食品を捨ててしまうことです。国内では年間570万トンの食品が捨てられ、これは、一人当たり毎日お茶碗1杯分の食べ物を捨てていることになります。大量の食品ロスが発生することにより、ごみ処理のコストが増え、環境へも悪影響を及ぼします。食品ロスを削減し、環境に優しい行動を心掛けましょう。
家庭でできる食品ロス削減行動 賢い消費者になろう!~エシカル消費を心掛けましょう~
エシカル消費とは?
「人や社会、環境に配慮した消費行動」のことを「エシカル(倫理的)消費」といいます。買い物、調理、廃棄などの消費行動をする際に「これは環境にどんな影響があるかな」と一歩留まって考えると、人にも環境にも優しい行動をとることができます。毎日の暮らしの中で、無理のない範囲でエシカル消費を心掛けてみてください。
- 【買い物をするとき】買い物前に冷蔵庫の食材をチェック
- 【買い物をするとき】使い切れる分だけ買う
- 【買い物をするとき】すぐに食べる食品は手前から取る
- 【調理するとき】古い食材から優先的に使う
- 【調理するとき】作りすぎない
- 【調理するとき】残った料理はリメイク
- 【保存するとき】賞味期限・消費期限を把握
- 【保存するとき】冷蔵庫や食品の整理整頓
- 【保存するとき】冷凍でおいしく長期保存
大事なのは、ごみをリデュース(Reduce)=減らすこと!
食品ロスを減らすことは、排出される生ごみを減らすこと=リデュースに通じます。3R(リデュース・リユース・リサイクル)のなかでも、「ごみを減らすこと(リデュース)」が特に求められています。
- リデュースごみを減らす
- 必要なもの以外は買わない
- 食事は残さず食べる
- リユース繰り返し使う
- リサイクル再び資源として活用する
市での取り組みを紹介します
生ごみの減量のために…生ごみ処理機補助金制度
生ごみの重さの約8割は水分です。きちんと水切りをすることで、臭いが軽減され、ごみ袋が軽くなって運びやすくなります。市では、家庭から排出される生ごみを処理するための家庭用の「電気式生ごみ処理機」や「生ごみ堆肥化容器(コンポスト容器等)」などの購入費の一部を助成しています。
(注釈)定数になり次第受付を終了します
消費しきれない食品があるときは…フードドライブ活動に協力してみませんか
市では、フードドライブ事業として余っている食べ物や賞味期限が近づいた食品を受け付け、市内の子ども食堂などに寄付する活動を行っています。事業所やマンションなどの防災備蓄食料からも受付しています。詳しくは環境課にお問い合わせください。
受付できるもの
常温保存ができるもの、未開封で賞味期限が1カ月以上あるもの
受付できないもの
賞味期限が1カ月未満のもの、アルコール類、生鮮食品、要冷蔵・冷凍食品、開封済みのもの、雑貨類