~誰一人取り残されない教育の実現を目指して~「戸田型オルタナティブ・プラン」を推進しています!
近年、さまざまな事情により学校や教室に行けない児童生徒の数が増えており、全国的な課題となっています。市では、不登校対策支援事業として「戸田型オルタナティブ・プラン」を推進しています。未来を担うとだっ子が誰一人取り残されずに教育を受けられる環境を整えるため、さまざまな取り組みを進めています。
オルタナティブとは?
「代替の」「新たな」という意味があり、「子どもたちに新たな居場所を」という願いをこのプランに込めています。
これまでの取り組み
- さわやか相談室
全中学校に設置し、さわやか相談員、ボランティア相談員、スクールカウンセラーを配置。教育相談や学習支援を実施しています。 - すてっぷ
市教育センター内に設置。児童生徒に適したカリキュラム編成を実施し、不登校児の学びの場の一つとなっています。 - SNS相談
市内小・中学校の児童生徒を対象に、LINEとTwitterで「SNS心の相談窓口@とだ」を開設しています。
新たな取り組み
(1)学びの場の選択肢の拡充
- ぱれっとルーム
小学校3校に設置している戸田型校内サポートルーム。スクールサポーターなどを配置しています。 - オンラインで授業に参加
一人一台貸与されているGIGA端末を使って、教室外から教室の授業に参加できます。 - いっぽ
埼玉県教育委員会と連携し、市内の中学生を対象にした不登校生徒支援教室を戸田翔陽高校内に設置しています。 - メタバースを活用した不登校支援
認定NPO法人カタリバと連携し、オンライン上のシェア型教育支援センター「room-K」による支援を行っています。
(2)不登校を「科学」する
- 不登校対策、支援に関する調査、研究、評価
- 教育総合データベースにより、子どもたちの不登校などのSOSの早期発見・対応を試行する
(3)社会に開かれたネットワークづくり
- 不登校についての理解を深める取り組み
地域や保護者を対象としたシンポジウム
「戸田市不登校について考える会~一人ひとりを大切に~」を実施します!
とき
2022年9月10日(土曜日)、午前10時~午後1時
ところ
文化会館3階 会議室301
講師
認定NPO法人カタリバ代表理事 今村久美さん
2022年度 特別支援学級・通級指導教室の設置状況
発達・情緒通級指導教室〈フレンドリールーム〉
学校名 | 通学区域 |
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美谷本小学校 | 美谷本、笹目、笹目東、美女木、芦原 |
喜沢小学校 | 戸田第一、戸田第二、新曽、戸田東、戸田南、喜沢、新曽北 |
新曽中学校 | 市内中学校 |
難聴・言語通級指導教室〈ことばの教室〉
学校名 | 通学区域 |
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新曽小学校 | 新曽、戸田南、新曽北 |
戸田東小学校 | 戸田第一、戸田第二、戸田東、喜沢 |
美女木小学校 | 美谷本、笹目、笹目東、美女木、芦原 |
Point
- 小学校12校中11校、中学校全校に特別支援学級が設置されています。
- 芦原小学校は教室不足が解消され次第開設予定です。
- 発達・情緒通級指導教室が3校、難聴・言語通級指導教室が3校設置されています。