世の中には、皆さんの助けを必要としている方がいます。正確な知識を得て、心と情報のバリアフリーを広めていきましょう。
心のバリア
周りの人の無理解や誤った認識などにより、障がいのある方の生活に不自由が生じること。
心の中を見直しましょう
自分の心の中で、障がいのある方に対して無関心だったり、配慮が欠けていたりすることはありませんか?
例えば優先席に座っていて
つい、スマホなどに夢中になっていることはありませんか?
電車やバスなどの優先席では、その席を必要としている方に席を譲りましょう。ヘルプマークをつけている方がいたら、積極的に席を譲る声掛けをしましょう。
情報のバリア
目や耳、話すことが不自由な方に外の情報が届かなかったり、コミュニケーションがとれるように配慮をしないこと。
一人ひとりが考えて行動しましょう
障がいのある方への差別に気付き、それをなくしていくためには、障がいについて一人ひとりが考え、社会全体で取り組む事が大切です。
例えば避難所などで
災害時の避難所で、聴覚障がいのある方がいることが管理者に伝えられていれば、聴覚障がい者にもアナウンスが伝わるよう配慮することができます。周りの人も、案内板を示して知らせるなど、できることから実践しましょう。
障がいへの理解や知識を深めましょう
市では、市内の小・中学校などで啓発活動を行っています。
2019年度
市内小学校(12 校)の4年生を対象に、障がいを知ることや障がいのある方の手助けができるようになることを目的に、車いすや白杖を使った「声掛け体験」や、クイズを用いた障がいに関する「シンボルマーク」「バリアフリー」の紹介などを「戸田市まちづくり出前講座」として実施しました。
2020年度
新型コロナウイルス感染拡大に伴い、出前講座を変更し、「心と情報のバリアフリー」をテーマとした動画を作成して市内小・中学校への周知・啓発を行いました。動画は、市公式YouTubeで配信し、幅広く市民に啓発しています
2021年度
新たな試みとしてZoomのミーティング機能を使用し、校内の教室から各クラスに配信するオンライン講座を実施しました。各クラスの代表生徒による白杖体験を配信したり、質疑応答をするなど、対面での講座と同じように講座を開催できました。
市では今後も、オンライン、オフラインの利点を生かした新たな試みを実施していきます。
団体への出前講座も受け付けています!