戸田から、世界の舞台へ! 東京2020オリンピック出場内定選手を紹介します
今月いよいよ開会する、東京2020オリンピック。戸田市にゆかりのある3名の選手が出場内定しています。それぞれの競技の魅力や大会の抱負などを選手のコメントと共に紹介します。みんなで応援しましょう!
(注釈)2021年6月11日現在の内容です
クレー射撃(トラップ種目) 大 山 重 隆 選手
プロフィール
1981年生まれ、新曽北小、新曽中卒業。大山商事所属。21歳からクレー射撃を始める。
選手からのコメント
クレー射撃の魅力
自分との戦い
東京2020大会への抱負
自分が射台に立てる事に感謝し、全集中で挑みます。
オリンピック出場権獲得の経緯
2019年11月に開催されたアジア大陸射撃選手権大会の成績により、日本代表選手に内定した。
主な戦績
- 日本選手権 優勝
- 国民体育大会 優勝
- アジアクレー射撃選手権 銀メダル
クレー射撃とは
クレーと呼ばれる陶器製の標的を、散弾銃(ショットガン)で撃ち壊す標的射撃競技です。1つの装置からクレーが遠くに飛び去るものが「トラップ」種目。元々は鳥撃ちを競技化したもので、オリンピックでは第1回アテネ大会から採用されている歴史ある種目です。動きの少ない静的な競技で、体力より重要となるのがメンタルの強さ。集中力をどれだけ高め、維持できるかが勝敗を決めるカギとなります。
ボート(シングルスカル) 荒 川 龍 太 選手
プロフィール
1994年生まれ、戸田市在住。NTT東日本所属。大学からボートを始める。
選手からのコメント
ボートの魅力
水上を飛ぶような感覚を得られること。シンプルな競技
東京2020大会への抱負
決勝進出を目標に頑張ります。
オリンピック出場権獲得の経緯
2021年5月に開催されたアジア・オセアニア大陸予選において優勝し、日本ボート協会選考委員会を経て、日本代表に選出された。
主な戦績
- 第98回全日本選手権 男子エイト 優勝
- 第97回全日本選手権 男子ダブルスカル 優勝
- 第96回全日本選手権 男子シングルスカル 優勝
- アジア競技大会 男子シングルスカル 銅メダル
ボート競技とは
水上の直線コースでオールを使ってボートを漕ぎ、順位を競う競技です。ボートに足を固定し、レール上に設置されたシートが前後に動き、主に脚力を使って進行方向に背中を向けて2000mを漕ぎます。オリンピックでは歴史が古く、第2回パリ大会から実施されています。オールを右手と左手に1本ずつ持つ「スカル」は、シングル(1人)、ダブル(2人)、クオドルプル(4人)の3種類があります。
体操競技 平 岩 優 奈 選手
プロフィール
1998年生まれ。NPO法人戸田スポーツクラブ所属。6歳から体操を始める。
選手からのコメント
体操の魅力
言葉ではなく体全体を使って表現することはとても難しいけれど、すごく楽しいし魅力的だと思います。
東京2020大会への抱負
綺麗な体操をしっかり魅せることを1番にして楽しんで試合をしたいです
オリンピック出場権獲得の経緯
2021年4月、5月に開催された日本選手権・NHK杯における成績により、日本体操協会の規定により、日本代表に選出された。
主な戦績
- 2021年全日本体操個人総合選手権大会 個人総合 3位
- 2021年NHK杯体操 個人総合 3位
体操競技とは
器械を用いて身体で演技を行い、技の難度や美しさ、安定性などを基準に審判員が判定を行い、得点を競います。男子は「ゆか・あん馬・つり輪・跳馬・平行棒・鉄棒」の6種目、女子は「跳馬・段違い平行棒・平均台・ゆか」の4種目が行われます。体操競技は第1回アテネ大会から男子が、女子は第9回アムステルダム大会から行われています。