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広報戸田市 2020年7月号

夏を安全に、快適に過ごすために 熱中症に気を付けましょう!「新しい生活様式」 における熱中症対策

太陽がじりじりと地面を照りつけ、気温が高くなるこの季節、気を付けたいのが「熱中症」です。毎年、熱中症は7 ~ 8月に多く発生しますが、今年は新型コロナウイルスの影響によるマスクの着用などで、さらに発生リスクが高まっており、注意が必要です。正しい知識を身に付け、十分な対策を行いましょう。

熱中症ってどういうもの?

高温多湿な環境に長くいると、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れて、体温調節機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもってしまいます。それによって起こるめまいや頭痛、体温上昇などの症状を「熱中症」といいます。屋外だけでなく、室内でも発症することがあり、重症になると死に至る恐れもあります。

特に今年は注意が必要です!

マスクの着用によりのどの渇きを感じにくい

気温や湿度が高いときにマスクを使用すると、熱中症のリスクが高くなります。

屋外で人と十分な距離(2メートル以上)を確保できる場合は、適宜マスクを外しましょう。のどが渇いていなくても、こまめに水分を補給しましょう。

暑さに慣れていない

外出自粛が続き、例年以上に暑さに体が慣れていません。そのため、急な暑さに対して体が対応できず、熱中症になる危険性が高まります。

室内でも適度に体を動かすなど、暑さに強い体づくりを心掛けましょう。

こんな日は注意!

  • 気温・湿度が高い
  • 急に暑くなった
  • 風が弱い

こんな人は特に注意!

  • 乳幼児
  • 体調が悪い
  • 肥満
  • 高齢者
  • 持病がある
  • 暑さに慣れていない

市や県の主な熱中症対策

まちのクールオアシス

新型コロナウイルス感染症対策の注意喚起と、熱中症に関する情報発信の拠点として、市内施設・企業に協力いただき実施しています。なお、市内16カ所の公共施設でもまちのクールオアシスを実施しています。熱中症の症状が見られた際は、一時的に避難する場所としてご活用ください。

県救急電話相談

急な体調不良の際の家庭での対処方法や、医療機関を受診すべきかどうかの必要性について、24時間、年中無休で看護師に相談できます。

電話番号 048-824-4199 #7119

ダイヤル回線・IP電話・PHS・都県境の 地域でご利用の場合

防災行政無線(いいとだメール)

気象予報などにより、特に熱中症発生リスクが高いと考えられるときは、防災行政無線やいいとだメールでお知らせします。このような日は、特に熱中症に注意して過ごしましょう。

熱中症予防5つのポイント

出典:「2020年度の熱中症予防行動」(環境省、厚生労働省発

暑さを避けよう

熱中症は自宅などの、室内で最も多く発生しています。換気をしつつ、エアコンを使用するなど、部屋の温度をこまめに調整しましょう。特に梅雨明けで急に暑くなる日は体が暑さに慣れていないため、要注意です。また、暑い日は長時間の外出を避け、外出時には日傘や帽子を利用し、日陰を歩くことで日差しを避けましょう

適宜マスクを外そう

気温や湿度が高い中でのマスクの着用には注意が必要です。マスク着用時は、負担のかかる作業や運動を避けましょう。また、休憩時に周囲の人と十分な距離が確保できる場合、適宜マスクを外しましょう。

水分はこまめに補給

のどが渇く前にこまめに水分をとるようにしましょう。ただし、アルコールは水分補給になりません。体の水分を外に出してしまう作用があるため、逆に危険です

健康管理をきっちりと

日頃から体温測定や健康チェックをして、体調が悪いと感じたときは無理しないようにしましょう。次のような症状が見られた際には、すぐに涼しい場所へ避難し、水分・塩分をとるようにしてください。可能であれば、体を水や冷風で冷やしましょう。ただし、意識障害がある場合は、すぐに救急車を呼びます。また、症状が改善しない場合は迷わず医療機関へ相談しましょう。

こんな症状があったら熱中症を疑いましょう

  • 軽度 めまい
  • 軽度 たちくらみ
  • 軽度 手足のしびれ
  • 軽度 気分が悪い
  • 中等度 頭痛
  • 中等度 吐き気、嘔吐
  • 中等度 体がだるい(倦怠感)
  • 中等度 虚脱感
  • 中等度 いつもと様子が違う
  • 重症 返事がおかしい
  • 重症 意識がない
  • 重症 けいれん
  • 重症 体が熱い

暑さに備えた体づくり

暑くなり始めの時期から水分補給を行いつつ、無理のない範囲で運動をしましょう。


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