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水質事故の未然防止にご協力をお願いします!

掲載日:2021年9月1日更新

油などにより河川等が汚染される水質事故が多発しています

市内では、油などの有害物質が河川へ流出する等の水質異常によって魚が死んでしまったりする「水質汚濁事故」が、毎年発生しています。

戸田市の場合、敷地内から漏洩した油等は道路側溝を伝って水路に流れ、水路から上戸田川やさくら川、笹目川、菖蒲川などの河川に流れ、最終的には荒川に流れ出てしまいます。

水質汚濁事故が発生すると、多くの方の生活に影響を与える恐れがあるほか、動植物などの生育にも影響を及ぼすことがあります。

水質事故とは?

水質事故とは、河川への廃棄物の不法投棄、工場等における危機等の破損や人為的な誤操作に起因する油類や科学物質の流出による事故のことを指します。

 水質事故が起きてしまうと

  • 川や海の魚介類を死滅させ、自然破壊を引き起こすことがあります。
  • 油の種類や含まれる成分によって火災の危険があります。
  • 異臭により沿川住民への迷惑となります。 

主な事故発生原因

  • 浄化槽の点検不足(オイルトラップの機能不良)
  • 施設の破損(老朽化・自然災害等)による漏えい
  • 自動車の重油等の流出
  • 人為的な操作ミス等による放流

工場・事業所では定期点検や安全確認を怠らない、家庭では普段から台所で油を流さない、浄化槽の定期点検を行う等、川を汚さないよう心がけをお願いいたします。

川に油が流れている状況  水路に油が流れている状況

水質事故を起こしてしまったら

油や有害物質の流出が継続しないよう、応急措置を講じてください。

ただちに、消防署、警察、市役所又は県の機関に通報してください。

水質汚濁事故を発生させないよう、施設の定期点検や定期的な清掃等を行うようお願いします。

水質事故の原因者負担について

市では、油等が流出した場合、河口等にオイルフェンスを設置し、拡散ないよう阻止しています。

なお、河川法第67条に基づき、河川管理者等が事故処理を実施した場合であっても、事故を起こした原因者に責任があるとし、対策及び処置に要した費用を原因者に求める場合もあります。

水路放流口でのオイルフェンス設置状況  川でのオイルフェンス設置状況 

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