「トダ」の名前のつく生き物
掲載日:2014年10月24日更新
トダセスジゲンゴロウ
- ゲンゴロウ科
- 体長4ミリメートルから4.5ミリメートル程度の小型のゲンゴロウ。
1985年(昭和60年)戸田市道満地区で発見された、大変めずらしいゲンゴロウです。戸田市での発見を記念して、この名前が付けられました。黄色と黒の背の模様が特徴です。戸田市の生き物の動物相を知る貴重な生き物で、彩湖・道満の自然と共に大切にする必要があります。しかし、その後の工事により本種の発見された池はなくなり、現在、彩湖・道満地区での生息は確認されていません。
トダスゲ
- カヤツリグサ科
- 絶滅危惧種
湿地を好む多年草。4月から5月に地味な花を咲かせ、粟に似た穂をつけます。発芽は3月彼岸ごろで、2年目に実をつけ、高さは30センチメートルから80センチメートルほどになります。1950年代には絶滅したと考えられていましたが、1992年(平成4年)朝霞市の新河岸川河川敷で偶然発見されました。現在その自生地は工事によりなくなり、戸田市とさいたま市の疑似自生地に移植されています。ミニ彩湖で観察できます。
トダシバ
- イネ科
- 道ばた、野原などいたる所に群生する多年草。30センチメートルから120センチメートルほどまでに成長します。根茎を伸ばして繁殖し、ときには大きな株になります。
ご意見をお聞かせください