市指定文化財(文禄の石灯籠)
掲載日:2014年8月28日更新
(写真右端が市指定文化財「文禄の石灯籠」)
文禄の石灯籠
有形文化財(歴史資料)1969年(昭和44年)4月10日指定
1595年(文禄4年)2月銘のある室町時代の石灯籠です。灯籠の中台・笠・請花に唐草文様が施された細身の簡素な形のもので、銘には観音寺中興の人、庄和泉守秀永が自己の死後の冥福を願って造立したことが刻まれています。この石灯籠は同年銘の石幢(寺院に吊り下げられた幢幡を模して供養塔として造られたもの)と対になっています。
現在文禄の石灯籠は、江戸時代初期(1634年)の宝篋印塔を挟むように、観音寺境内に設置されています。
所在地
観音寺(戸田市大字新曽1791番地)
関係文献
戸田市教育委員会1988『戸田市の指定文化財』
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