令和7年度美笹公民館「伝統行事七夕馬飾り」
地域の方による「七夕馬つくり」(令和7年度)
美笹公民館(西部福祉センター)では、美笹地域の「七夕馬つくり保存会」による七夕馬が飾られています。
保存会では戸田の伝統行事を伝えるため、長年にわたり毎年七夕馬づくりを続け、公共施設への展示や地域での体験活動を行っています。
施設の入り口に、雌雄一対の七夕馬と七夕の竹飾りが設置されていますので、短冊に願い事を書いて、伝統的な年中行事を体験しませんか。
【展示期間 令和7年7月4日金曜日~8月8日金曜日】
七夕馬とは
戸田では、かつて旧暦の七夕の日(新暦8月7日)に庭に竹飾りと七夕馬を飾り、七夕様に供え物をしました。短冊には子どもが「天の川」、「織姫・彦星」、「七夕」や、自分の願い事を書いて竹に飾りました。竹飾り上部の七夕馬がまたいでいる縄や竹には、畑でとれた作物をぶら下げて豊作祈願をしました
長さ1mほどの馬は、向かって右側の雄は首をもたげ、左側の雌は下を向いた格好をしています。七夕馬は七夕様の乗り物だといいます。
七夕馬は、用水路に生えているマコモを材料として作ります。
マコモは予め用水路に刈りに行き、10日ほど陰干しして青みを出してから作ります。
最初にマコモ2本を縄をなうように手綱を作り、少し太めのマコモ3本を折って頭部、マコモ10本で首と前足を作ります。たてがみは太めのマコモで互い違いになるようにし、胴体と後ろ足を作ります。
お問い合わせ
戸田市立美笹公民館
〒335-0031
埼玉県戸田市美女木5丁目2番地の16
電話番号:048-421-3024、Fax:048-421-3060
年末年始および祝日以外の第2・第4・第5月曜日を除く、午前8時30分から午後5時15分まで