【戸田市民大学】令和6年度埼玉大学・戸田市連携講座を開催しました!
埼玉大学・戸田市連携講座を開催しました
戸田市民大学の大学連携講座の一つとして、埼玉大学・戸田市連携講座を開催しました!
「埼玉大学の研究を共に学ぼう」というテーマのもと、埼玉大学から様々な分野の先生にお越しいただきました。
埼玉大学のホームページでも本講座の様子が紹介されています。
また、会場での開催に加え、オンデマンド配信(当日撮影した講義の様子を、後日市公式ユーチューブで期間限定・申込者限定で公開)も行い、多くの方にご参加いただきました。
第1回 ナッジ政策の有効性と倫理的問題
講師:大学院人文社会科学研究科 教授 齋藤 友之 氏
最初に身近なナッジの例を提示しながら、分かりやすく意味や定義、始まりなどを解説していただきました。また、ナッジ政策の行政手法や有効性について学びました。
第2回 「ロボット嗅導犬」の開発を目指して
講師:大学院理工学研究科 教授 内田 秀和 氏
イヌの優れた嗅覚により臭いを探知し活躍している嗅導犬(警察犬・災害救助犬・検疫探知犬など)。育成に要する時間などの課題を解決するため、代わりとなるセンサ技術・ロボット技術の未来について学びました。
第3回 「もしトラ」で変わる世界?―アメリカ政治外交の現在地―
講師:大学院人文社会科学研究科 教授 草野 大希 氏
2024年アメリカ大統領選挙の情勢や、トランプ前大統領の人物像、訴え、支持層について紹介していただきました。トランプ氏の言動等を踏まえながら、再選後のアメリカと世界展望を考えました。
第4回 脳科学から紐解くこころの性
講師:大学院理工学研究科 教授 塚原 伸治 氏
「こころの性」とは脳の性であり、性の多様性とは、こころを司る脳の差異(個人差)に起因する多彩な性の表現型(あり方)であることを紹介していただきました。脳の性は男女の二元論では説明できない多様性があることを学びました。
受講者からの感想
- 日常シーンに落とし込んで考えることができた。また、自身が今後の仕事の中でも利用できるアイデアとして非常に勉強になった。
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市民講座とはいえ、それほどレベルを下げずに講演をしていただいたように思い、ありがたいと思う。市役所でも聴講した。オンデマンドは復習。
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もしトラ後、為替や経済の行方はわからないが、選挙の行方をドキドキしながら、より興味をもって見守ろうと思う。
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脳は、男性らしい特徴と女性らしい特徴が入り混じったモザイクであり、男女二元論で割り切れないのが事実であることも理解できた。
などの感想が寄せられました。
戸田市民大学について
戸田市民大学は、学ぶ楽しさや活動する喜びを感じること、地域づくりや地域文化の創造を担う人材の育成を目的に開講しています。
入学手続き不要で、どの講座からでも気軽に参加することができます。様々な講座を開催しておりますので、興味のある講座を見つけてみてください。