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戸田市版アクティブ・ラーニングルーブリックに関する実践研究

掲載日:2019年2月4日更新
平成27年度(2015年度)から埼玉県で始まった『埼玉県学力・学習状況調査』では、項目反応理論(IRT)の仕組みを生かした、子供の『学力の伸び』を測ることができる「教科に関する調査」、学習に対する関心や規範意識、さらに家庭での学習状況を聴く「質問紙調査」を合わせて実施することにより、学力を伸ばすための『より効果的な指導方法』を見付け出すことを目指してきた。そして、これまでの結果から、非認知能力は学力に「よい影響」を与えている可能性が高いこと、そしてアクティブ・ラーニングは、非認知能力に「よい影響」を与えている可能性が高いことが明らかとなった。
そこで本実践研究では、日々の学びが子供たちの非認知能力を育成することにつながるよう「主体的・対話的で深い学び(いわゆるアクティブ・ラーニング)」の視点からの授業改善について、指導方法改善のためのチェックポイントとも言える『指導用ルーブリック』を作成した。
また、同時に学習者自身も自己の学びを効果的に振り返ることができる『自己評価ルーブリック』を、そして学力によい影響を与える非認知能力も含めた子供たちに育みたい資質・能力をより具体的に「資質・能力ルーブリック」として作成した(本実践研究では、この三つのルーブリックを「戸田市版アクティブ・ラーニング ルーブリック」と呼ぶ)。
平成28年度(2016年度)からの2年間の本実践研究によって、「戸田市版アクティブ・ラーニング ルーブリック」は完成したが、よりエビデンスを高めたルーブリックとなるように、今後も不断の継続した検証を行っていく。

アクティブ・ラーニング&カリキュラム・マネジメントサミット2018(外部サイト・文部科学省)

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