防災まちづくりプラン(川岸地区)を定めました。
防災まちづくりプラン(川岸地区)
「防災まちづくりプラン」は、川岸地区の住環境の整備を目指し、2008年(平成20年)10月に川岸地区まちづくり推進協議会が作成し、市に提出されました。
防災まちづくりプランの内容
防災まちづくりプランは、2008年(平成20年)10月に川岸地区まちづくり推進協議会が定めたものです。
「防災まちづくりプラン」の目的
「防災まちづくりプラン」は、川岸地区の住環境の整備を目指して、家づくり・道づくり・広場づくりを応援するための事業導入を行政に働きかけるために、地域住民の立場から、防災面からのまちづくりの「プラン」を提案するものです。
まちづくりの課題
「さわやかな川風の吹くまち」をめざして、より安全・安心で、より快適に暮らしやすいまちにしていく上で、わたしたちのまち川岸地区は次のような課題をかかえています。
家づくりの課題
- 木造住宅が密集して建ち並ぶところ、特に行き止まり道路に面したところでの、良好な住環境を備えた建替え
- 道路に面する敷地の長さが足りないなど、法的に建替えができないところの問題の解消
- 燃えやすく火災に弱い木造の古い住宅などの問題の解消
道づくりの課題
- 災害時に消防車がスムーズに消火活動ができない恐れがあるところでの道路の改良
- 東西方向の道路が少なく、行き止まり道路があるなど、災害時の避難上の問題の解消
- より安全で快適に暮らしやすい道路の確保
広場づくりの課題
- より快適に暮らしていくための身近な公園の確保
(一人あたり公園面積は約1平方メートルで、戸田市平均の半分程度です。) - 公園を防災拠点としての活用できるようにしていくこと
- 火災時の延焼防止、コミュニティの場としての防災ミニ広場の確保
まちづくりの方向性についての考え方
わたしたちのまち川岸地区の課題を解決するため、まちづくりの方向性について次のように考えてきています。
災害に強い家づくり
- 木造住宅が密集した地域では、建替える際に耐火性・耐震性を考慮した建物にする。
- 単独の敷地では法的に建替えができない場所もあるので、土地の有効利用も考慮した共同化等も含め、良好な住環境を備えた建替えを進める。
- 建替えの際は、耐火構造や準耐火構造とする
- 単独の建替えができないところでは、共同建替えを進める
- 周囲の緑化を含め、隣同士で協調した建替えを進める
- 防災上危険な老朽化した住宅などの建替えなどを進める
災害に強い道路づくり・通り抜け道路の整備
- 災害時の避難路の確保を図るため、また、より快適に暮らしていくため、南北に長い番地(6番地、7番地)では東西方向の道路を、また、東西に長い番地(5番地)では南北方向の道路を確保する。
- 災害時に消防車がスムーズな消火活動ができない恐れのある道路の改良を図る。
- 公園通りと西通りを結ぶ通り抜け道路をつくる
- 公園通りと国道17号線を結ぶ通り抜け道路をつくる
- さつき通りからオリンピック通りに抜ける道路をつくる
- 防災上危険な行き止まり道路の解消を進める(道路づくりにあたっては、関係権利者の生活再建に十分配慮する)
災害に強い公園づくり・防災ミニ広場づくり
- より快適に暮らしていくため、新たな公園を整備する。
- 災害時に役立つように川岸児童遊園地や新たに整備する公園を災害に強い公園にする。
- バランス良い配置で空き地を確保し、火災時の延焼防止とコミュニティの場として防災ミニ広場を確保する。
- 新たな公園を整備する
- 防災ミニ広場を確保する
- 防災機能を持った公園・広場づくりを進める(公園・広場は、(街区ごとに1箇所を目安に配置し、)一人あたり面積が、市の平均の約2平方メートルになるように約1,200平方メートルの公園を目標に整備する)
まちづくり(道路・公園整備)の整備計画図
わたしたちは、川岸地区での新しい道路や公園について次のような整備を提案します。
(東西方向と南北方向の道路の配置について、土地・建物の状況を踏まえ、検討しています。)
(公園・広場は、(街区ごとに1箇所を目安に配置し、)一人あたり面積が、市の平均の約2平方メートルになるように約1,200平方メートルの公園を整備することを検討しています。)
お問い合わせ先
施設整備担当(内線366)