路面下空洞調査について
掲載日:2025年3月21日更新
路面下空洞調査の目的
道路の地下にある空洞は地表面から確認することが難しいため、路面下空洞調査により、空洞の有無や陥没発生の可能性を調査するものです。
路面下空洞調査とは
路面下空洞調査は一般的に2段階で行います。
- 一次調査として、電磁波レーダを搭載した車両で道路上を走行しながら、路面下のデータを取得・分析後、検出した異常信号について、長さ、深度、位置等を整理し、空洞の可能性や二次調査の必要性について判断します。
- 二次調査が必要となった場合、ハンディ型の地中レーダを用いて詳細な探査を行うとともに、必要に応じて、道路を削孔して内部の断面を撮影するスコープ調査を実施し、空洞の有無や路面下の状況を確認します。
- これらの調査結果を基に、空洞の有無や陥没発生の可能性について評価を行います。
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調査時期 | 対象路線 | 空洞化発見箇所数 | 対応 |
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2019年度(令和元年度) |
緊急輸送道路(約26キロメートル) |
9箇所 | 2020年度に修繕実施 |
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