とだの保育創造プロジェクト会議とは
とだの保育創造プロジェクト会議の概要
背景・現状
人口増加が続き、保育需要が高まっている
戸田市は、埼玉県内で23年連続「一番若いまち」であり、子育て世代の流入などにより保育需要が高まっていった結果、2016年(平成28年)4月に待機児童数が106人と県内ワースト1位となりました。
こうした状況に対応するため、受入枠の緊急拡大と併せて、保育人材の緊急確保を様々な方策を行い、2016年(平成28年)をピークに待機児童数は減少し、2018年(平成30年)4月には、新定義で49人となりました。
戸田市の受入枠の緊急拡大・保育人材の緊急確保の取組について、こちら
長期的・安定的な保育人材の確保や定着化を図り、質の高い保育を続けていくためには
質の高い保育を行っていくためには、園単独の取り組みだけでも、経済的支援だけでも限界があり、何か別の方法でアプローチをし、戸田市の保育全体を魅力あるものにしていかなければならないのではないか、と考えました。
そこで、市内保育園・学識経験者・市が一丸となって取り組んでいこうというのが、この「とだの保育創造プロジェクト会議」です。
このプロジェクトでは(1)保育人材の確保、(2)保育人材の定着化、(3)戸田市の保育の魅力アップの3つを大きなテーマとし、検討していきます。
プロジェクト会議の進め方
「協議の場」=立案・進捗管理 「実践の場」=企画・実践
「協議の場(コアメンバー会議)」で課題の共有、解決に向けての具体的な方策を立案し、「実践の場」で取り組みを実施していきます。
また、「実践の場」の手法は、「協議の場」で決まった内容によって、図にあるような様々な手法が考えられます。実践の内容によって、その都度、適切な形で進めます。
このプロジェクトから期待される効果
このプロジェクトを通して課題を共有し、少しずつでも一丸となって取り組みを行うことで、これまで抱えていた課題の解決、人材の確保・定着化や他の園と連携が深まるなど、様々な効果を期待しています。
それぞれの園が「より魅力的で、働きやすく、質の高い保育をする」ことは保育士にも保護者にも選ばれる保育園となっていくことにもなり、結果として、それは戸田市の保育全体の魅力アップにつながると考えています。