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児童虐待について

掲載日:2024年4月4日更新

2023年度(令和5年度)標語
​あなたしか 気づいてないかも そのサイン

毎年11月は児童虐待防止推進月間として、全国的に様々な取り組みが行われています。児童虐待は、こどもの人権を著しく侵害するもので、「こころ」と「からだ」に大きな傷を残し、こどもの将来に悪影響を与えます。また、生命に危険がおよぶ場合もあります。

重大な事件を発生させないためには、児童虐待の防止が重要です。体罰は法律により禁止されています。こどもの人格や尊厳を尊重した子育てが求められています。

こどもたちが健全に育つためには、健全な家庭環境や地域の支え合いが必要です。戸田市では、児童虐待防止を地域で取り組み、虐待のないまちづくりを目指しています。

児童虐待とは

身体的虐待

体罰、殴る、蹴る、叩く、投げ落とす、やけどを負わせる、溺れさせる、家の外にしめだす、激しく揺さぶる など

性的虐待

こどもに性的行為をする、性行為を見せる、ポルノグラフィの被写体にする など

ネグレクト

乳幼児を家に残して外出する、食事を与えない、ひどく不潔なままにする、自動車の中に放置する、重い病気になっても医療機関に連れて行かない、他の人がこどもに暴力を振るうことを放置する など

心理的虐待

怒鳴る、脅す、無視する、きょうだい間で差別的扱いをする、こどもの目の前で両親が喧嘩する、こどもの前で家族に対して暴力をふるう(DV) など

乳幼児揺さぶられ症候群

赤ちゃんは激しく揺さぶられると、首の筋肉が未発達なために脳が衝撃を受けやすく、脳の損傷による重大な障害を負うことや、場合によっては命を落とすことがあります。

これを「乳幼児揺さぶられ症候群(Shaken Baby Syndrome)」といいます。

赤ちゃんが何をやっても泣き止まないとき、イライラしてしまうことは誰しもあります。どうしても泣き止まないときは、赤ちゃんを安全なところに寝かせて、その場を少しの間でも離れ、まずは自分自身を落ち着かせましょう。

児童虐待のサイン

こどもだけではなく、虐待をしている保護者も困っています。周囲の人が以下のようなサインに気付くことも重要です。

こども側のサイン

  • 原因不明の傷や打撲の跡がある
  • いつもこどもの泣き叫ぶ声や保護者の怒鳴り声がする
  • 衣類やからだ、髪の毛がいつも汚れている
  • 夜遅くまでこどもだけで遊んでいる など

保護者側のサイン

  • こどもの養育に関して拒否的、無関心である
  • こどもへの怒り方が異常、態度が冷たい
  • こどものけがについて不自然な説明をする
  • 夫婦喧嘩が絶えず、どちらかに暴力を受けた傷がある
  • 小さいこどもを家に残したまま外出している など

「虐待かも?」と感じたら

児童虐待の発生予防や早期発見には、地域の皆さんの協力が必要です。「虐待かも」と感じたら、すぐに連絡をお願いします。
なお、連絡は匿名で行うことも可能です。ご連絡をいただいた方の秘密は守られます。

通告・相談窓口

こどもの生命に危険が及ぶと感じたときは、速やかに警察へ110番通報してください。

児童相談所全国共通ダイヤル189(いちはやく)

電話:189 (24時間対応)

埼玉県南児童相談所

電話:048-262-4152(平日、午前8時30分から午後6時15分まで)

こども家庭相談センター (福祉保健センター内)

電話:048-433-2222(平日、午前9時から午後5時まで)

こども家庭相談センターでは、子育ての悩みなどの相談も受けています。

児童虐待防止推進月間に関するホームページ

児童虐待防止推進月間/児童相談所虐待対応ダイヤル189(特設ページ)

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