麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起
麻しん(はしか)患者の発生に伴う注意喚起
発生動向
2019年(令和元年)9月20日現在、戸田市内及び近隣市にて麻しん(はしか)患者が発生しております。また、その内1人が9月10日から13日にかけて、京浜東北線等の公共交通機関を複数利用していることが判明しました。
この間に患者と接触した方が麻しん(はしか)に感染している可能性があることから、今後も患者数が増える可能性があります。
麻しん(はしか)の症状
麻しん(はしか)は、ウイルスによる空気感染が原因で引き起こされる、感染力が非常に強い病気です。一般的に10日から12日の潜伏期の後に発症します。
具体的な症状:発熱、咳、鼻水、充血や目やに等の風邪と似た症状が数日続いた後、いったん熱が下がりますが、再び高熱となり全身性の発疹が現れてからも、4日から5日間高熱が続きます。
麻しんは、肺炎、中耳炎、脳炎等の合併症を引き起こすこともありますが、合併症がなければ7日から10日間で回復します。
発症した際の注意
発熱、症状が現れている間は、咳や鼻水にウイルスが含まれているため、免疫のない人に感染させてしまう恐れがあるので、外出は控えてください。
また、医療機関を受診する際には、必ず事前に医療機関へ「麻しんかもしれない」ことを連絡の上、医療機関の指示に従い受診してください。
受診する際は、更なる感染拡大を防ぐためにも公共交通機関の利用を避け、マスクを着用してください。