市制施行50周年記念「緑の外環道事業」
市制施行50周年記念「緑の外環道事業」
水辺や緑地をつないで生き物を呼び込む「水と緑のネットワーク形成プロジェクト」の一環として、彩湖・道満グリーンパークと市街地をつなぐ、外環道(東京外かく環状道路)に壁面緑化と花木による環境美化を行いました。
南稜高校の生徒や地域、企業の皆さんと共につる植物の植え付けを行い、地域で見守りながら緑や生き物の大切さを感じることができる空間の創造を目指していきます。
「緑の外環道事業」について
経緯
外環道は彩湖・道満グリーンパークと市街地をつなぐ重要なラインですが、緑が少なくなっている箇所がありました。
緑の連続性を高めるため、少ない緑地帯でも設置でき、コンクリートの遮音壁を大きく覆うことができる壁面緑化を行うことを計画し、国、県や地域の皆さんのご協力のもと「緑の外環道事業」を実施することとなりました。
効果(見込み)
・緑化面積が増えることで、生き物の誘引を図ることができる。
・壁面緑化により、夏場の温度上昇を抑え、ヒートアイランド現象の軽減を図ることができる。
・花木の植樹や壁面緑化により景観の向上が図れると共に、地域の皆さんや通行する人々に緑や生き物から得られる安らぎ(生物多様性の大切さ)を感じてもらうことができる。
内容
壁面緑化
外環道の側道の遮音壁約200メートル(初年度は約80メートル)につる植物を植え、壁面緑化を行うものです。
2016年(平成28年)11月に南稜高校の生徒や地域の皆さん、沿線企業の皆さんと共につる植物を植え付けました。つる植物は5年程で壁面を覆う予定です。
壁面に設置したものは、つる植物が伸びるのを支える緑化補助資材(ネットやパネル)です。
植え付け前には、市制施行50周年記念事業として、南稜高校の校庭で式典を行いました。
花木による環境美化
外環道の側道入口の緑地帯について、生き物が好む花木などを植え付け、環境美化を図るものです。
サインボード
通行者へ取り組みを伝えるため、サインボードを設置しました。
この事業は埼玉県の「彩の国みどりの基金」を活用し、実施しています。
「緑の外環道緑地」案内図
所在地 戸田市美女木4丁目23番地4地先 他
水と緑のネットワーク形成プロジェクトについて
水と緑のネットワーク形成プロジェクトについては、こちらのページをご確認ください。