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公園リニューアル計画社会実験2021実施報告

掲載日:2022年11月18日更新

公園リニューアル計画社会実験2021「できるかな?公えんでやってみよう計画」を実施しました

概要

戸田市では、公園の機能と役割を市域全体で整理するとともに、公園が持つ潜在的な魅力を引き出すことを目的に公園リニューアル計画を策定しました。

この公園リニューアル計画において、地域のニーズや新たなニーズに対応することにより、多様な年齢層、様々な
目的を持った利用者による公園利用の促進を図る「公園を使いこなす利用プログラムの導入」を目指しております。

そこで、この利用プログラムを担う活動主体の掘り起こしやニーズ把握のために、公園の新たな利用方法を提案し、地域の賑わいづくりとしていくため、2021年度は、3つのテーマに分け、それぞれのテーマごとに利用プログラムの提案を含む実施主体者を募集し、社会実験を実施しました。

内容

テーマ1 わいわいがやがや賑わう公園

地域の商店会や商業施設と連携したイベント(マーケット)の開催により、賑わいを創出する。

実施主体者:文化団体
実施場所:北部公園
実施時期:2021年11月13日(土曜)
実施状況:感染症の拡大と感染リスクの高まりなどの理由により、中止となった。

テーマ2 ゆっくり過ごせて寄りたくなる公園​

キッチンカーを公園内に配置して、ゆっくり過ごせる空間を創出する。

実施主体者:飲食品販売
実施場所:噴水公園
実施時期:2021年10月1日から12月26日までの原則土曜日及び日曜日
実施状況:2日間出店し、一時的な賑わいは生まれたものの、売上状況から出店の継続は困難として、実施主体者が辞退となった。

社会実験の噴水公園キッチンカーの写真

人が集まる場所を提供し、滞在したくなるような催しとの相乗効果により、賑わいを創出する。

実施主体者:文化団体
実施場所:後谷公園、噴水公園
実施時期:2021年11月27日から2022年2月まで
実施状況:2つの公園でイルミネーションの点灯が実施された。また、後谷公園では、点灯初日のカウントダウンイベントのほか、イルミネーションを楽しんでもらえるイベントが2回実施された。

社会実験の後谷公園入口イルミの写真 社会実験の後谷公園イルミイベントの写真 社会実験の噴水公園イルミの写真

テーマ3 その日は○○できる公園

実施主体者の自由な発想により、公園利用プログラムを実施する。

実施主体者:6団体
実施日数:合計108日間(雨天等により中止となった日を含む)
実施場所:20公園

ふだんの公園が大へんしん!思いっきり遊べる公えん“ちびっこぼうけんひろば”がやってくる!

実施主体者:子育て支援団体
実施場所:根木橋公園
実施時期:2022年2月8日(火曜)

社会実験の根木橋公園ぼうけんひろばの写真 社会実験の根木橋公園ぼうけんひろば子供の写真

国際スポーツ競技「ディスクゴルフ」を体験しよう!

実施主体者:文化団体
実施場所:荒川親水公園
実施時期:2021年10月9日(土曜)、2021年10月24日(日曜)、2021年11月7日(日曜)、2021年11月14日(日曜)、2021年11月28日(日曜)

人力発電体験しながらかき氷を作る、人力発電かき氷

実施主体者:飲食品販売
実施場所:下前公園、東町公園、稲荷木公園、戸田公園東口緑地、下前公園
実施時期:2021年8月から9月まで(公園ごとに週1回)

社会実験の戸田公園東口緑地かき氷販売の写真 社会実験の戸田公園東口緑地かき氷販売の写真

やきいもの販売

実施主体者:飲食品販売
実施場所:下前公園、戸田公園駅東口緑地
実施時期:2021年11月から2022年2月まで(公園ごとに週1回)

社会実験の下前公園やきいも販売の写真

冷凍ケーキ販売

実施主体者:飲食品販売
実施時期及び実施場所:
2021年5月15日(土曜)、後谷児童遊園地
2021年7月1日(木曜)、上町第一公園、元蕨第三公園、新田口公園、立野際公園
2021年7月8日(木曜)、番匠免公園、重瀬公園、砂場公園、天王公園
2021年7月9日(金曜)、根木橋公園、夏浜公園、氷川公園、けやき公園
2021年11月3日(水曜)、上町第一公園、元蕨第三公園、新田口公園、立野際公園
2021年11月4日(木曜)、番匠免公園、重瀬公園、砂場公園、天王公園
2021年11月5日(金曜)、根木橋公園、夏浜公園、氷川公園、けやき公園

社会実験の後谷児童遊園地ケーキ販売の写真

パン移動販売

実施主体者:飲食品販売
実施場所:下前公園、東町公園、上前公園、下戸田第二公園、新田口公園
実施時期:2021年7月から9月まで(公園ごとに週1回)

社会実験の東町公園パン販売の写真

総評

テーマ1

提案自体が少なかったことから、市がイベントの方向性を決めてから実施主体者を募集しても、主体者のやりたいことと市の想定するものは一致するものではないことが分かった。公園活用を希望する主体者の提案を受け、それに対し、公園活用の支援を行っていくことが望ましい。

テーマ2

商業的要素(物販等)だけでは、継続に必要な大きな賑わいにまで至らず、『公園の賑わい≠商業的賑わい』であった。

集客が見込める魅力的な利活用「コト」があり、そこに商業的要素「モノ」が加わることにより、相乗効果が発揮される。

継続した開催を目指すには、「オープンスペースに対する認識の共有」、「イベント開催の趣旨を明白にする」といった、公園で行うことの意味を市と主体者の双方が認識し、地域の理解を得て、その催しがあることが当然として地域に馴染んだものとなった『文化』になっていく必要がある。

テーマ3

一定数の公園活用希望者・ニーズは存在することが分かった。公園活用の姿を見せることで、さらに公園の活用のニーズが生まれる。しかし、具体的イメージを提示しない場合、物販に偏る傾向があり、募集方法は工夫の必要性がある。

町会・地域の理解があって開催することが必要となるが、開催に結びつけ、そのうえで地域の理解を得られるよう開催方法を主体者に工夫してもらう必要がある。

団体によっては、活動に意欲的な一方、財政的な課題から活動に制限がかかっている場合がある。

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