環境空間整備計画(戸田 華かいどう21)
環境空間とは
環境空間は、高架式による新幹線の建設に当たって、当時(1980年(昭和55年)から1982年(昭和57年)まで)の国鉄と地元との話し合いの中で、地域の環境を保全するため、新幹線及び埼京線の両側に概ね20メートルずつ確保された緩衝地帯であり、戸田市内では約4.9キロメートルに及びます。
環境空間整備計画 「戸田華かいどう21」
市では、環境空間の整備を進めるために、計画コンセプトとして、環境空間を過去から現在そして未来を結ぶ街道としての「こころの中山道」と考え、人々が集い花と緑により演出された華やかで安全、安心な歩行者空間として整備することにより、21世紀における新しい都市空間を創造するため、全体のイメージを「戸田華かいどう21」と表現しております。
環境空間の整備
環境空間の整備は、市が積極的に整備を行う地区(本整備)とJRが環境空間で利活用を図る区域の一部を提供させ、その箇所を整備する方法(暫定整備)の二つに分けて整備を進めております。
2003年度(平成15年度)には、戸田公園駅南地区の本整備箇所である戸田公園駅西口緑地及び東口緑地が完成しました。高さ18メートルのボートモニュメントをはじめ、子供作品や句碑等が設置されており、緑あふれる散策路としても利用者に親しまれております。
また、暫定整備についても、これまで11箇所整備されました。(かじや緑地・万葉の花緑地・戸田駅緑地・かじやさくら緑地・新曽小玉緑地・戸田公園駅南緑地・大前緑地子供の森・向田緑地南・大前緑地どんぐりの森・北戸田駅南緑地・向田緑地北)
今後も、「戸田華かいどう21」計画に基づく整備を進めて参ります。
環境空間整備後の管理
環境空間整備後の花の植え替え等の管理は、地域住民の協力を得ながら協働で行っております。現在、地域住民や企業のボランティアがたくさん増えて、花を植えたり清掃をしたり楽しく活動しております。
花の植え替え等を行ってみたいと思う方は、みどり公園課みどり担当までご相談願います。
市民の皆様のご協力をお願いいたします。