グリーンカーテンについて
グリーンカーテンとは
ゴーヤやアサガオ、パッションフルーツなど、主につる性植物を、窓の外や壁面に張ったネットなどに這わせて、カーテンのように覆ってつくる、緑の日除けのことです。
戸田市では、夏場の節電・二酸化炭素削減対策の1つとして、積極的にグリーンカーテンの普及啓発に取り組んでおります。
皆さんも、今年の夏はグリーンカーテンで涼しく過ごしてみませんか。
グリーンカーテン講座について
今年度は、下記のとおり「グリーンカーテン講座」を開催し、講座受講者にはパッションフルーツの苗3株を無料で配布いたします。
概要
日時:令和7年6月6日(金曜)午後2時から2時45分まで
場所:本庁舎5階大会議室AB
内容:グリーンカーテンの作り方、注意点について
対象:市民60名程度(応募多数の場合は抽選となります。)
申込:令和7年5月1日(木曜)から申込受付開始
(注釈1)昨年度まで実施していたゴーヤの無料配布は行いません。
(注釈2)講座に当選されたにも関わらず、やむを得ず欠席される方への配布はできません。
グリーンカーテンの効果について
日本では、昔から「簾(すだれ)」や「よしず」で、夏を涼しく過ごす工夫を心がけてきました。
グリーンカーテンも次の3つの効果で冷房を使用しなくても夏を涼しく、過ごしやすくしてくれるため、夏場の省エネルギー対策としてもお勧めです。簾やよしずと併用するとさらに効果的です。
1.窓からの日射しの侵入を防ぐ
十分に葉が茂ったグリーンカーテンは、日射しの熱エネルギーの約80パーセントをカットする遮蔽効果があります。
ちなみに、簾の遮蔽率は50から60パーセント、高性能の遮蔽ガラスでも55パーセント程度のため、いかにグリーンカーテンが優れているかが、わかると思います。
2.葉の蒸散作用で放射熱を抑える
植物は水を吸い上げ、葉から水分を蒸散させます。その時に気化熱を奪うことで葉の温度上昇が抑えられます。グリーンカーテンは日陰をつくるだけでなく、室内への放射熱も抑えてくれます。
3.家のまわりの表面温度を抑える
暑さ対策は直射日光だけではありません。強い日射しを受けて表面温度が高くなった窓付近の地面や壁などからの熱が放出されるのも暑さの原因です。
この放射熱により、室温以上に体感温度が上昇し、さらに暑さを感じることになります。グリーンカーテンで多くの部分を日射しから遮ることで、放射熱の発生と侵入を抑えることができます。