デング熱について
掲載日:2015年6月12日更新
デング熱とは
デング熱は、デングウイルスに感染した蚊(ヒトスジシマカ等)に刺されることによって生じるウイルス感染症です。デングウイルスは人から人へ、直接的な感染はありません。デング熱の主な症状は、発熱、頭痛、筋肉痛や皮膚の発疹などです。感染しても発症しないことが多いです。デング熱にはワクチンや特効薬、特別な治療法がありません(対症療法のみ)。
予防について
国内では、日中の屋外などで吸血する蚊(ヒトスジシマカ)がデングウイルスを媒介する可能性があります。
普段から、蚊に刺されないように注意しましょう。
屋外で肌の露出をしないように、長袖、長ズボンを着用したり、裸足でのサンダル履きを避ける
虫よけ剤等で、蚊を寄せ付けないようにする
屋内に蚊が侵入したら、駆除を心掛ける
家の周りで、蚊の発生源をつくらないようにする
蚊は、自然の水辺だけでなく、雨水がたまった場所などにも産卵し、増殖します。植木鉢の受け皿やプラスチック容器、廃タイヤなどから水を無くしたり、水がたまらないよう、住宅内や周辺を定期的に整頓しましょう。蚊の活動は概ね10月下旬頃で終息します。これらの対策は10月下旬頃までを目安に行いましょう。
ご意見をお聞かせください