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繁殖期のカラスに注意してください

掲載日:2017年3月24日更新

繁殖期のカラスは、人を威嚇することがあります。ご注意ください。

カラスの繁殖期について

カラスは3月頃から7月頃にかけて、2羽が番(つがい)で巣をつくり、通常3~5個の卵を産んでヒナを巣立ちまで育てます。
卵を産んで20日前後でヒナにかえり、その後1ヶ月ほどでヒナが巣立ちます。特にヒナの巣立ちの時期に、巣の近くや巣から落ちたヒナのそばを人が通ると、ヒナを守ろうとする習性から人に対して威嚇してきます。

カラスの威嚇行動について

カラスは巣に近づく人がいれば高いところから様子をうかがい、大きな鳴き声を出したり、とまっている木の枝や電線を激しく突いたりします。それでも巣の近くから人が遠ざからないと、後方から低空で飛んできて頭の付近をかすめて飛んだり、脚で後頭部を蹴っていくことがあります。

カラスは捕獲できません

カラスやカラスの卵については、鳥獣保護管理法(鳥獣の保護及び管理並びに狩猟の適正化に関する法律)により捕獲等が禁止されています。カラスの捕獲や駆除等は原則できません。
やむをえず巣の近くを通るときは、足早に通り過ぎるようにしましょう。
また、カラスは人の視線を感じている間は攻撃をしてきませんので、目を離さないよう注意してください。

巣から落ちたヒナを見つけた場合

ヒナはうまく飛べないうちから巣の外に出て行きます。その多くの場合が巣立ちです。
うろうろ歩いているヒナを見つけたとしても、手を出さず、あまり近づかないようにしましょう。

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