戸田市飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費補助金について
飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費補助金(令和5年度改正)
戸田市では、2020年度(令和2年度)より、市内に生息する飼い主のいない猫の繁殖を抑制し、猫による生活トラブルの軽減、地域の快適な生活環境の保持を図ることを目的として、市内に生息する飼い主のいない猫に対し不妊手術及び去勢手術を受けさせた方を対象に、かかった費用の一部を補助する事業を実施しています。
2023年度(令和5年度)より、制度が変更になりました。
事業の目的と不妊・去勢手術のメリット
野良猫の不妊・去勢手術を行うことで、繁殖を抑制し、住民への生活トラブルを軽減することが目的ですが、猫自身にとってもメリットがあります。
不妊等の手術をすることで、発情を抑えられるため、ストレスの軽減や夜鳴き等の行動を減らすことができ、また、メスの猫は子宮の病気等を高い確率で防ぐことができます。
家猫の寿命が約15年くらいなのに対して、野良猫の寿命は3、4年くらいだと言われていますが、野良で生まれてきた子猫も、過酷な環境下、多くは2ヶ月以内に死亡してしまいます。
生まれても生きることができない不幸な命を減らすという意味でも、不妊・去勢手術は大切なことです。
申請対象について
申請者は、戸田市内に住民登録がある個人の方で、対象となる市内に生息する飼い主のいない猫に、不妊手術及び去勢手術を受けさせる予定の方です。
対象となる費用は、対象となる猫に対する不妊及び去勢手術と、それを証明するための耳先カット手術にかかった費用です。当該手術について、他の団体等から補助を受けている場合は対象外です。
補助額
補助額は、対象の猫1頭あたり、おす6,000円、めす10,000円を上限とします。
手術費用が補助額に満たない場合は、手術費用を上限額として補助します。
(例:手術費用が5,000円だった場合は、5,000円が補助額となります)
なお、手術費用につきましては、受診する動物病院によって異なります。
申請手続きの流れ
(1)手術の実施
いずれかの動物病院で、飼い主のいない猫に手術を受けさせてください。
なお、手術した猫は術後の経過等を見計らって元々いた場所へ放してあげてください。
(2)申請書の提出
手術等を受けさせた日から起算して90日を経過する日又は当該年度の3月31日(3月31日が閉庁日にあたるときは、直前の開庁日)のいずれか早い日までに、以下の書類を環境課へ提出してください。郵送・メール・ファクスでの提出はできません。
(1) 戸田市飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費補助金交付申請書兼請求書(第1号様式)
(2) 不妊手術等を受けさせた猫の一覧表(第2号様式)
(3) 不妊手術等を受けさせた猫の手術前と手術後の写真(第3号様式)
耳先カット部分が確認できない場合は、受付できません。
(4) 誓約書(第4号様式)
(5) 不妊手術等に係る領収書(写し)
(3)補助金交付の決定
申請内容を審査した後、「戸田市飼い主のいない猫の不妊・去勢手術費補助金(交付・不交付)決定通知書」を郵送いたします。決定通知を受けた方には、補助金を振り込みます。
(4)交付申請に関する注意事項
・必ず、対象となる猫が飼い主のいない猫であることを確認してください。また、当該猫の捕獲や手術等によって生じたトラブルについては、市は一切の責任を持ちません。
・「手術前の猫の写真」と「手術後の猫の写真」は、縞やぶち等の体の柄がわかるよう全身で、かつ同じアングルで撮影していただくことが望ましいです。また、手術済かそうでないかを示す耳先の状態が明確になるようにしてください。
・補助の対象になるのは、不妊・去勢手術と、それに伴う耳先カット手術の費用です。不妊・去勢手術を行ったら、必ず耳先カット手術も併せて行ってください。なお、獣医師による診断や不妊等手術以外の手術費用は補助の対象となりません。
また、診断の結果、対象の猫が不妊・去勢手術済みだと判明した場合、その診断費用や耳先カット手術だけの費用は補助対象となりません。
・予算額に到達した場合は、年度の途中でも受付は終了となります。
・申請等の受付時間は、月曜日から金曜日(祝・祭日を除く)の8時30分から17時(ただし12時から13時までを除く)です。