職員提案制度
職員提案制度とは
職員提案制度は、市政運営に対する職員の創意工夫による提案を奨励し、職員の問題解決力及び企画力を高めるとともに、意欲ある職員を育成することで、組織の活性化を図り、もって市政の効率的な運営及び市民サービスの向上に資することを目的に実施されている制度です。提案については、「アイデア部門」と「ひとり1カイゼン部門」の2部門により構成されています。
アイデア部門
職員の創意、工夫、考案等によるもの(既に実施しているものを除く。)としており、(1)個人の自由な発想によるアイデア、(2)市長が定めた課題に対するアイデアを含む内容の提案を募集するものです。
ひとり1カイゼン部門
令和4年度から開始した部門となっており、「だれでも」「簡単に」できる日常の改善(カイゼン)などを提案する部門です。職員一人ひとりが実施した日頃の業務における何気ない改善点等について報告を行うことで、改善の見える化を図り、見える化を継続することにより、職員の自発的な意識の向上につなげ、結果として「行財政コストの縮減」「業務効率化」「事務ミス防止」等、市政の効率的かつ効果的な運営及び市民サービスの向上を目的としています。
令和6年度実施結果
提案数353件(アイデア部門3件、ひとり1カイゼン部門350件)
提案審査委員会
提案審査委員会とは、職員提案制度に基づき職員が提案した内容(問題意識、改善の効果、重要性、費用対効果、プレゼンテーション力等)を審査し、賞を決定するため設置している委員会です。なお、委員については、市長、副市長を始めとした部局長で構成されます。
令和6年度の提案審査委員会では、ひとり1カイゼン部門から8名の職員(350提案の中から42提案を審査対象に選定し、その中から更に8提案をプレゼンテーションの対象に選定)、アイデア部門から1名の職員がプレゼンテーションを実施しました。
提案例
- 「30分集中タイム」の導入について
- ノーコードツールを用いた放置自転車撤去依頼の管理
- 教育委員室管理のオンライン化
- Office系ファイルの「読み取り専用」への処方箋(ユーザー名の設定)
職員提案の表彰
審査対象となった職員を表彰するため賞状を授与しました。
令和6年度の表彰では、45名の職員が受賞いたしました。
令和5年度実施結果
提案数403件(アイデア部門1件、ひとり1カイゼン部門402件)
令和4年度実施結果
提案数461件(アイデア部門1件、ひとり1カイゼン部門460件)