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めるまが7(2010年11月10日配信)

掲載日:2016年5月24日更新

~今月の目次~
(1)政策形成アドバイザーの徒然
(2)戸田市政策研究所の活動紹介
(3)戸田市政策研究所研究員の徒然
(4)戸田市各課の紹介

(1)政策形成アドバイザーの徒然

組織の根本は「人づくり」
「人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なり」
この格言は「風林火山」で有名な武田信玄の『甲陽軍鑑』の中にある言葉です。前半の「人は城、人は石垣、人は堀」は人材の重要性を説いており、勝敗を決するのは堅固な城や高い石垣でもなく、また深い堀でもなく、「人」にあるということを訴えています。
21 世紀は地方自治体と地方自治体が人口の獲得を目指す「都市間競争」の時代と称されています。この都市間競争の中で勝ち残っていく要諦は「人づくり」にあると考えます。もちろん都市間競争の中で大勝しなくてよく、少なくとも「負けない」地方自治体になるためには、職員一人ひとりの「人づくり」は重要です。
何事もそうですが、結局は「人」にたどりつきます。その「人づくり」の重要性に気がついた地方自治体が都市間競争にも勝ち抜いていけると思います。そして何よりも、住民の福祉を増進させる政策も開発していけます。戸田市政策研究所も、一つの重要な側面として「人づくり」の機能があります。そこに自治体シンクタンクの一つの意義があります。
上記で、偉そうなことを言っている私ですが(すみません)、「人づくり」の前に、自らが「人財」にならなくてはいけないと実感しています。人「材」ではなく人「財」です(ちなみに人「在」でもなく人「罪」でもありません)。この「人財」になっていけるように、中期長期的な視点から、日々、地域政策の現場で悪戦苦闘しながら取り組んでいます。
(政策形成アドバイザー 牧瀬 稔)

(2)戸田市政策研究所の活動紹介

知的財産権の保護と運用に関する研究~適正な知的財産管理について~
近年「知的財産権」という言葉を耳にすることが増える一方で、ニュース等で様々なトラブルも報道されるようになってきました。しかし、「知的財産権」というキーワードは民間では多用されてきましたが、行政ではなかなか意識することはありませんでした。
そのような中、ついに自治体も知的財産権を意識しなければならない事案がありました。それは、彦根市のイメージキャラクター「ひこにゃん」に関する問題であります。「ひこにゃん」は、今やゆるキャラの代名詞的な存在ですが、当初、彦根市と作成者との間で知的財産権を巡るトラブルがありました。
また、自治体の作成した地図について、情報公開制度を利用し無償で収集、商用利用している業者がおり、本市においても住居表示台帳等が情報公開請求され、非公開と決定したことが裁判のうえ敗訴するという結果になりました。これは、保有する知的財産に係る法令等の整備がなされていなかったことが理由の一つとして挙げられます。
このように、自治体では民間と同様に、知的財産権を意識しなければならなくなってきています。さらには、税金をもとに行政運営を行っている自治体だからこそ、民間以上に慎重に事を進めなければなりません。
そのため、今年度1年間かけて、知的財産権の保護と運用に関する研究を進めています。研究成果については、年度末に報告書を出す予定ですので、ご一読いただければ幸いです。
(主任研究員 山本 哲史)

(3)戸田市政策研究所研究員の徒然

漢字の読み書き -便利な情報化時代が負の温床か?-
新期(まる新規)、対偶(まる待遇)、非上に(まる非常に)、地安(まる治安)・・・。
これらは、某大学の大学生が書いた漢字の一例である。わからない漢字があれば、辞書を引き、ノートに何回も書き込んで漢字を覚えた私たち。しかし、パソコンや携帯電話が普及することで、紙に「書く」ことからキーボードを「叩く」ことに時代は変化した。こんな時代の若者たちに、誤りを指摘しても、「意味が違ったって、読めればいいじゃん。」と逆ギレされそうだ。しかし、残念ながら、公務職場においても、間違った漢字を使った起案書が回ってくる。漢字の読み書きの乱れは、学生だけとは言えないようである。我々も間違って赤面しないように、「起案書は自らが点検、そして決裁権者が再確認」の徹底が必要そうだ。
ところで、先日、小学2年生の息子が、テーブルのお菓子を指さし、「ちゅうちゅうダンゴを食べていい?」と私に聞いてきた。習って間もない知識を最大限に活用したのだろう。縦書きで「





」・・・。なるほど、「中」と「中」がくっつき、一文字になると「串」。無意識ながら、笑いのツボを押さえた、中中の誤読に、「今の感性を大切にしながら、正しい知識を身に付けてほしい。」と息子の頭を撫でながら、残り少ない「ちゅうちゅうダンゴ」を、息子に気付かれないように、一気に頬張った。
(主任研究員 梶山 浩)

(4)戸田市各課の紹介

財政課
戸田市は東京都に隣接し、国道17 号や外かく環状道路等の交通網にも恵まれていることから企業立地に適した特性があり、新宿までJR埼京線で約20分という便利さから子育て世代を中心に人口増が続く活気ある若々しいまちです。そのため、個人・法人市民税、固定資産税の安定した税収構造により、県内1位の財政力指数を維持しています。
しかし、ここ数年は、税収は伸び悩み、競艇事業収入も減少傾向にあることから、財政運営の転換が必要となっています。具体的には、各部局が限られた財源の中で行政評価に基づき主体的に予算編成を行う「枠配分予算」、土地開発公社の経営健全化、経営改革プランに基づく補助金の適正化などによる健全で効率的な財政運営の推進です。また、財政計画の策定により、中期的な視点から財政運営方針を定めるとともに、基準モデルによる財務状況報告書の作成により関連団体も含めた連結ベースでの財務状況の把握・公表にも努めています。
荒川やボートコース、彩湖・道満グリーンパークなどの四季折々の水と緑に恵まれ、都市基盤整備も進む戸田市の発展とそこに住む人々の豊かな生活に貢献できるよう財政運営を行っていきます。
(政策秘書室 石原 亮)

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