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めるまが29(2013年1月15日配信)

掲載日:2016年5月24日更新

~今月の目次~
(1)政策形成アドバイザーの徒然
(2)戸田市政策研究所の活動紹介
(3)戸田市政策研究所研究員の徒然
(4)戸田ゼミの取り組み

(1)政策形成アドバイザーの徒然

崇高な仕事
新年が明けました。今年もよろしくお願いします。
地方自治体の大きな目的は、「住民の福祉の増進」になります。ここで言う福祉とは「幸福感」と捉えることができます。自治体職員は、幸福感を創り出す崇高な仕事をしているのです。相変わらず公務員批判がありますが、自身の仕事に誇りを持って取組んでください。
私が某市で自治体研修を担当し、受講者から「この言葉の福祉は幸福感だということを知って、住民の幸福感を増進させる仕事だということに自分自身が幸福感を感じた」と連絡をいただきました。住民という、ある意味他人の福祉(幸福感)の増進のために働くとは、すばらしい仕事だと思います。なので、自信を持って仕事に邁進してほしいと思います。
巷間ではわけのわからない公務員バッシングが多いのですよね。確かに不届きな自治体職員もいると思います(民間企業にもいます)。総務省資料では、地方公務員は約279万人います。これだけいれば問題公務員もいるでしょう。けど大多数の自治体職員は「住民の福祉の増進」のために真面目に働いています。そういう仲間がいることを忘れないで下さい。
新年を迎え、自治体職員の皆さんは、改めて自分たちの仕事に誇りと矜持、そして自信を持って、仕事に取組んでいただきたい。住民の福祉の増進が目的という、こんないい仕事はありません。そして、そんな自治体職員の皆さんを、私は後方支援していきたいと思っています。今年も、様々な自治体に行くことになると思います。よろしくお願いします。
(政策形成アドバイザー 牧瀬 稔)

(2)戸田市政策研究所の活動紹介

超高齢社会に備え高齢者を中心とした住宅確保要配慮者に対する住宅施策の充実に関する研究
政策研修所では、昨年9月に目白大学社会学部地域社会学科との共同研究の一環として、65歳から74歳までの市民1,500名を対象に、「高齢者の生活と意識」に関するアンケート調査を実施し、764 名(50.9パーセント)から有効回答を得ました。本調査は、高齢者の住宅に対する意識や地域との関わり頻度等を尋ねた内容ですが、この度、目白大学より中間報告が提出されましたので、その一端を紹介します。
A.79パーセントが30 年以上の居住年数であり、11パーセントが単身世帯、37パーセントが夫婦のみの世帯
B.持ち家率(一戸建て・マンション)は80パーセントと高く、55パーセントが1.手すりの設置、2.段差をなくす、3.スロープにする、4.緊急通報システムの設置等の自宅のバリアフリー化等を考えており、それにかけることのできる費用は70パーセントが50万円以下と回答
C.74パーセントが現在の住宅に満足しており、85パーセントが現在の住宅に住み続けたいと回答
現在、目白大学において、本調査から抽出された数値の集計、詳細分析、考察を進めており、今後、高齢者の住宅施策を進めていく上で、貴重な資料になるものと期待しています。本調査の最終報告は、3月に予定されております政策研究所シンポジウムで発表後、市ホームページに掲載しますので、高齢者住宅施策の参考資料としてお役立ていただければ幸いです。
(主任研究員 梶山 浩)

(3)戸田市政策研究所研究員の徒然

先日、目白大学社会学部地域社会学科の公開シンポジウムに参加した際に、大学生の研究発表を聴く機会を得ました。社会学を専攻する学生達の報告では、知らない言葉や調査手法を知ることができ、大変勉強になりました。例えば、“エスノグラフィー”とは、そこに生きている人々とその生活現場に接しながら研究する手法、だそうです。また、一般人を装って対象者とフリーな会話(調査)をする“インフォーマルインタビュー”という手法も知りました。専門知識のない私にとっては、研究目的や結果以上に、研究手法が非常に興味深いものでした。
研究のテーマや目的に合った手法を選択することは、研究成果に大きく影響するポイントです。その意味では、現在進めている大学連携事業は、専門知識に触れる格好の機会であり、その中で研究員が学び、知識を増やすとともに、その知識を政策研究所にストックできれば、市全体の政策研究能力向上にもつながると改めて実感しました。
(研究員 鈴木 伸明)

(4)戸田ゼミの取り組み

第7回(12月12日)のご報告
第7回は、「戸田市は産業振興をした方がいいのかどうか」をテーマに、肯定チームと否定チームの2グループに分かれ、ディベートを行いました。限られた時間の中で意見を集約しプレゼンする、を繰り返す、スピード感のある回となりました。結果は、否定側グループの優勢勝ちでした。ディベートは初の試みでしたが、参加者からは好評でした。次回行う際には、グループごとの事前準備も念入りに行うと、より白熱した展開になりそうだと感じました。
第8回(1月29日)のご案内
第8回は、図書輪読を行います。課題は、「“企業誘致に関する書籍”を読み、A4紙2枚にまとめて発表する。」です。今年度は、経済振興が年間テーマとなりました。これまでの取り組みを踏まえた、発表と議論を期待しています。
戸田ゼミは、自由参加型ゼミです。1回限りの参加でも結構です。外部の方でも結構です。興味がおありの方はお気軽にお問い合わせください。
今年度も、戸田ゼミでは外部団体等との交流会を募集しております。また、個人でのご参加もお待ちしております。
(研究員 鈴木 伸明)

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