適正な下水道の利用について
掲載日:2024年7月10日更新
ご存知ですか?下水道に流してはいけないもの
以下のようなものを下水道に流すと、下水道の詰まり、異臭、下水道管の破損の原因となります。
- 料理に使用した油をそのまま流すと、宅地内の排水管や下水道管の詰まりや悪臭の原因となります。この場合、ご自身だけでなく周辺に住む方も下水道が使用できなくなり、トイレが使えないなど生活に大きな影響を引き起こしてしまいます。特に気温が下がる冬場では、油が冷えて固まりやすくなりますのでご注意ください。
- 建築現場などでモルタル・生コンを流すと下水道管の中で固まり、下水道が詰まる原因となります。水で薄めても固まりますので絶対に流さないでください。
- 下水道の詰まりの原因者が特定された場合は、清掃にかかる費用を負担していただくことになります。
直接流してはいけないものの例
油、モルタル、生コン、薬品類、産業廃棄物、のり、固形物など
飲食店で油を使用されるかたへ
- 阻集器(グリーストラップ)の定期的な清掃をお願いします。清掃がされないと阻集機能が低下し油分が下水道に流出して、結果として排水管や下水道管の詰まりや悪臭の原因となります。
- 使用規模に応じた適正な規模の阻集器の設置をお願いします。
- 阻集器(グリーストラップ)とは、飲食店の厨房からの排水に含まれる油脂等を除去する装置です。
ご家庭で油を使用されるかたへ
油の処理は、以下のように行いましょう。
- ふき取る
食器やフライパンについた油は、調理で使用したキッチンペーパー等でふきとってから洗うようにしてください。
- 吸い取る
揚げ物の油は、凝固剤を使って固めるか、新聞紙などで吸い取ってから燃えるゴミとして出してください。
事業活動で下水道を使用されるかたへ
- 事業活動により下水道を利用する場合は、その排水に有害な物質などが含まれていると、下水道管を損傷することがあります。
- このようなことがないよう、下水道法及び戸田市下水道条例では、下水道に流す水質基準(下水道排除基準)を定めています。
- 水質基準を超えるおそれのある下水は、汚水処理施設(除害施設)を設置するなど、適正な処理をしてから下水道に流していただきます。
流してはいけないものを下水道へ流すとこのようになります
排水管や下水道管に流れ込み、固まったり管内にこびりついて詰まりの原因となります。結果としてマンホールから汚水があふれだし、周囲に悪臭が漂ったり、台所やトイレ・風呂場などが使用できなくなります。ご自身を含めた周辺に住む方も下水道が利用できなくなり、生活に大きな影響を引き起こしてしまいます。
- 正常に流れている下水道管
- 油の堆積により詰まった下水道管
- モルタルが固まり詰まった下水道管