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みどりパル活動報告(日誌2025年5月)

掲載日:2025年5月22日更新

彩湖自然学習センターのスタッフが、講座や季節の話題の情報発信をしています。

講座「彩湖周辺の自然観察とカヌー体験1」

開催日:2025年5月10日(土曜)

本日はあいにくの雨となりました。予報では午前10時位にやむとのことで小雨の中開講しました。初めに野鳥の講師より、本日の野鳥の見所の説明がありました。説明の最中にアオサギやダイサギ、ゴイサギが彩湖の上を飛んでいくのが観察できました。

双眼鏡の使い方を練習彩湖のサギについてアオサギ

20分ほどの解説を伺った後、カヌーの講師にバトンタッチしました。準備体操の後、パドルの持ち方や漕ぎ方のレクチャーを受け乗り組み開始です。岸から少し離れると漕ぎ方が上手になってきました。このころから雨脚が強くなってきました。

パドルの使い方乗り組み開始次々に進むカヌー

天候不良もなんのその耳をすませば、野鳥の囀る声が聞こえます。講師の後に続き反対岸に向かいます。こちらは岸辺まで木が生えていて野鳥が近くまで来ているようです。講師の指導の元、皆で耳をすませて野鳥の鳴き声を聞き取りました。

反対技師へ移動船上から指導

雨がやみそうもありませんでしたが、終了時間が近づいたためスタート地点に戻り、アンケートを記入後解散となりました。10月にもこの講座を予定していますので、青空の下で軽快にカヌーを進め自然を満喫しましょう。皆様のご参加をお待ちしております。

講座「植物ウォツチングにでかけよう:初夏」

開催日:2025年5月11日(日曜)

天気:晴

昨日とは打って変わり快晴となりました。植物の葉は汚れが洗い流され緑がひときわ輝いて見えます。玄関わきのアオギリを見たあとスロープを下ると、ヤマグワの実がたわわに実り、一部は熟して赤から黒になっています。講師の指導の元味見をする参加者が続きました。

アオギリの前ヤマグワの実クズ

浄化機場にはクズが所狭しと繁茂しアメリカに進出したクズが、グリーンスネークと呼ばれていることが紹介されました。バーベキュー広場では、盛りを過ぎましたがニセアカシアの花、その少し先でヤマボウシ、スイカズラの花が咲いていました。

ニセアカシアヤマボウシスイカズラ

観賞池に近づくと白いものが舞っています。それが池に落ちて水面を白く覆っています。今回講師がぜひ皆さんに見ていただきたいといっていた柳絮です。文字が難しいですが「りゅうじょ」と読みます。アカメヤナギの種があたり一帯を飛び交っているのです。

アカメヤナギヤセウツボミニ彩湖

ここから折り返しになります。シロツメクサの群落の中から茶色いものが伸びています。ヤセウツボと言う寄生植物です。その後、センター下のミニ彩湖の周りを回って学習室に戻りました。参加者の皆様お疲れさまでした。10月下旬に秋の植物ウォッチングがありますので、そちらにもぜひおいでください。半年で自然は様変わりしますよ。

講座「彩湖周辺の野鳥観察1」

開催日:2025年5月18日(日曜)

天気:曇

初めに講師よりこれから観察できるサギの説明がありました。手書きのサギの絵を見ながらとても分かりやすい説明を伺いました。彩湖に到着するとすぐにサギのいる中の島を双眼鏡で観察しました。幸魂大橋の下をくぐると目の前に中の島が見えます。

サギの種類彩湖到着中の島に接近

高圧線の鉄塔の下が彩湖に浮かぶ中の島です。その島の緑の中にサギの白い姿がはっきりと見えます。最初のサギの絵を見ながらさらに講師の詳しいお話を伺いました。この後、特別な許可をいただいた保全ゾーンに入りました。

中の島拡大中の島の前で講師の解説保全ゾーン内鈴なりのカラス

人の入らない環境で野鳥達ものんびり過ごしているのでしょうか。木の上で鈴なりに止まって休んでいたり、仲間同士で鳴きかわしている声などが聞こえました。

チェックリストに記入センターオリジナル図鑑の紹介

センターに戻り講師と共に鳥合わせをしました。最後にセンター職員が作成した鳥の図鑑をお配りして、個人的においでになる時の参考にしていただくよう、内容のご紹介をして本日の講座を修了しました。


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