みどりパル活動報告(日誌2024年6月)
彩湖自然学習センターのスタッフが、講座や季節の話題の情報発信をしています。
講座「投網体験」
開催日:2024年6月2日(日曜)
天気:曇
朝まで雨が降り、講座開設中のみ曇り、昼からまた雨の予報の中、投網体験を行いました。初めに埼玉県水産研究所の講師より、淡水魚全体のお話から始まり埼玉県、荒川、彩湖の順に分かりやすくお話いただきました。
準備万端、今度は彩湖畔で投網の練習を、講師の埼玉南部漁業協同組合の皆様のご指導でスタートしました。網が丸く広がるように投げるのですが、なかなか難しかったです。。でも、少しずつ広がるようになってきました。ただ、予報より早く雨がポツリと落ちてきました。
安全第一で、事前に仕掛けていただいたいくつかの網の回収に進みました。バケツに入れるとテナガエビや何種類かの魚が元気よく飛び跳ねていました。講師より解説を伺いました。
2年連続で前後に悪天候となり梅雨の走りの影響が大であることを痛感しました。参加いただいた皆様には、中途半端な部分がありましたが、本格的な漁の一端を体験いただけたのであれば幸いです。
講座「植物ウォッチング:絵手紙編」
開催日:2024年6月16日(日曜)
天気:晴
梅雨入り前の一日、植物の観察とそれを題材にした絵手紙を作成しました。スタッフより絵手紙の描き方、特に色の塗り方の説明があり、皆さん熱心に練習されました。
スタッフ先導の元、センター周辺を周りお気に入りの題材を次々に採集しました。
センターに戻り集めた植物の中から特に気に入ったものを、ハガキに描いていきます。
描いた植物は、この季節を代表するようなものが多く、季節感が溢れていました。
皆さんどなたかにハガキを出したいと希望されていました。メッセージを入れた手作りの絵手紙を受けっとった方の喜ぶお顔が目に浮かびます。
講座「外来種(アメリカザリガニ)について学ぼう」
開催日:令和6年6月30日(日曜)
天気:曇
外来種(アメリカザリガニ)について学ぶ講座です。敷地内の四角池という小さな池にアメリカザリガニが生息しています。初めにスタッフより外来種のお話を、アメリカザリガニを例に説明しました。
説明の後、アメリカザリガニの釣り方をスタッフが実演しました。いよいよ四角池に出発です。
本日の天候は、曇りで気温は29度でしたが、湿度が高く熱中症予防のため、スタッフより水分補給の呼びかけを頻繁に行いました。エサを付け水中に垂らすと、アメリカザリガニが寄ってきます。何度かやってみるとコツがつかめ、竿を上げる人、入れ物で受ける人と役割分担し親子協力する姿が良く見られました。
およそ1時間程度の時間で20人の参加者が30数匹つりあげました。アンケートからは、外来種のことが釣りを通して学ぶことができ、大満足との感想をいただきました。なお、釣り上げたアメリカザリガニは、センターでお預かりし適切に処理しました。