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みどりパル活動報告(日誌2023年10月)

掲載日:2023年11月5日更新

彩湖自然学習センターのスタッフが、講座や季節の話題の情報発信をしています。

講座「昆虫ウォッチング:秋」

開催日:2023年10月8日(日曜)

天気:晴

今年度の昆虫ウォッチング最終回です。昆虫好きの親子の皆様が多数参加してくださいました。

事前学習(標本の観察)捕虫網の使い方センター北斜面

初めに室内で講師より今回観察予定の昆虫について、標本を見ながら解説を伺いました。外に出る準備をした後、玄関前で捕虫網の使い方の説明を受けました。準備万端整いセンター北斜面に来ました。ここは3年生授業の時バッタを観察した場所です。

イモムシ浄化機場バッタ

ここから少し進むと浄化機場です。少し前に草刈りが行われたばかりでしたが、バッタやテントウムシ、チョウなど網が大活躍できるくらいの昆虫に出会えました。

ナナホシテントウヤマトシジミ採集した昆虫の確認

採集したたくさんの昆虫を入れた虫かごを持って学習室に戻りました。講師からそれぞれのグループごとに採集した昆虫の名前や特徴を解説していただきました。朝夕は涼しくなってきましたが、まだまだ日中は暑いくらいになり、昆虫観察のシメとして満足のいく講座となりました。来年度も色々な昆虫達との出会いを楽しみに講座を修了いたしました。

講座「彩湖周辺の野鳥観察2(カヌー編)」

開催日:2023年10月21日(土曜)

天気:晴

5月に続き2回目の彩湖周辺の野鳥観察カヌー編です。開講の時は、昨日の天候不良の影響で彩湖の波が荒く、講師のお話では、初心者には難しいコンディションでした。初めに今回観察できそうな野鳥の解説を学芸員より聞いていただきました。

開講高い波野鳥について解説

次に、荒い波で初心者向きではないことを説明し、それでもカヌーに乗るか、彩湖周辺を歩いて観察するか、どちらに参加するか皆さんに伺いました。結果は全員カヌーに乗りたいということになりました。乗船前に準備体操、パドルの持ち方と漕ぎ方、船への乗り込み方を教えていただきました。この時点で波はすっかり静かになっていました。

パドルの持ち方出発徐々に慣れる

順番に乗り込み講師の前まで進みます。全員そろい講師の後に続き、西に向かって進みました。少し漕いでいると皆さん慣れてきました。そこで、当初の予定どおり対岸に向かって進みました。

皆で先へ対岸を目指す対岸到着

対岸は木が茂っていて人気が無く鳥たちを観察することができました。モズが枝のてっぺんで鳴いているところなども観察できました。ユーターンして出発地点に戻り、鳥合わせをして終了しました。

モズ鳥合わせ

講座「彩湖でお月見」

開催日:2023年10月28日(土曜)

天気:晴

秋は空気が澄み月や星が良く見えるようになります。恒例の彩湖でのお月見を行いました。曇り予報のとおり西の空には雲の塊があり徐々に空を覆っていく勢いです。そこで、当初の順番を変え、初めに双眼鏡を持って屋上にあがり月の観察を行いました。この後の観察時間がもし曇っても、月だけは眺めましたので観察の空振りはなしで済みます。

双眼鏡の使い方双眼鏡で観察望遠鏡で月の観察

学習室におりて講師の星空案内人とだメンバーの方より、月を初めとする観察天体の解説を伺いました。

映像解説星座早見盤の使い方土星の観察

続いて、今晩の夜空にはどのような星座が見えるのか、星座早見盤を使った探し方を聞きました。

星座を探す木星を観察

後半の屋上での観察でも雲が邪魔をしていましたが、雲の間から覗く月や木星、土星の姿が観察できました。望遠鏡での観察の合間に星座早見盤を使った星座探しにチャレンジする受講者もいました。

講座「植物ウォッチングにでかけよう:秋」

開催日:2023年10月29日(日曜)

天気:晴

彩湖でも木々が色づき始めました。秋の植物ウォッチングに出かける絶好のお日和です。外に出るとどこを向いても観察対象に困りません。スタートは赤く実が熟したピラカンサです。

ピラカンサの実ヒガンバナ園の前トウカエデ

バーベキュー広場ではトウカエデやメタセコイア等が観察できました。

メタセコイアメタセコイアの実モミ

バーベキュー広場の彩湖寄りに進むとオニグルミの実を見つけました。センター近くに戻ると観察池の一つ四角池にはタコノアシがすっかり赤くなって、その名のような姿になっていました。

オニグルミタコノアシ

青空の下、澄んだ空気を吸いながらウォーキング風に観察を楽しみました。講師のお話を聞きながらのウォツチングは、何気なく歩いている時とは違う発見があり、貴重な経験になりました。


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