みどりパル活動報告(日誌2023年7月)
彩湖自然学習センターのスタッフが、講座や季節の話題の情報発信をしています。
講座「ネイチャークラフト」
開催日:2023年7月9日(日曜)
天気:晴
彩湖周辺の植物の枝や種などを主な材料として創意工夫して製作する人気講座です。初めに道具の使い方を説明しました。皆さん怪我の無いように進めていただきたく丁寧に説明しました。準備万端整い、材料選びのスタートです。
材料を選びながら作品の構想も固まりいよいよ製作の開始です。ノコギリで切ったり、ノミで穴をあけたり、ヤスリで滑らかにしたり、普段あまり手にしない道具だと思いますが、それを感じさせない動きでした。
完成した作品はご家族単位で撮影しました。スタッフも初めて見るようなデザインがあり今後の参考になりました。
当日は夕食時の会話が盛り上がったことを期待しています。
「昆虫ウォッチング:夏」
開催日:2023年7月23日(日曜)
天気:晴
昆虫観察に最適の夏がやってきました。センターの講座では一番人気が昆虫の講座です。講師の先生や昆虫担当のスタッフもタジタジの小さな昆虫博士も毎回参加しています。今回も参加してくれていたようです。。講座の初めは、講師の先生より本日の見どころなどを紹介いただきました。
今年は暑い日が続いており、当日もすでに開講時には30度を超えていました。そのため、例年よりコースを短くし、センター敷地内のミニ彩湖を通り彩湖畔から折り返す行程にしました。小さいお子さんも参加しておりましたので、ちょうど良かったようです。
木の繁る所ではセミが鳴いていましたが、ニイニイゼミやアブラゼミを見つけることができました。草の上にはキアゲハの幼虫がいて鮮やかなのでとても見つけやすかったです。
彩湖畔にはサクラの木が並んでいますが、アブラゼミの抜け殻がたくさん並んでいました。日陰になっていて参加者も抜け殻をみながらしばし休憩となりました。ここよりUターンし涼しい屋内へと戻りました。講師の先生より各家族で採集した昆虫の名前や特徴を教えていただき講座を修了しました。
昆虫標本をつくろう
開催日:2023年7月25日(火曜)
天気:晴
昨年まではセンター職員が進めていた講座に、今回から昆虫ウォッチングの講師のお一人にもご参加いただき開講しました。
昆虫標本をつくろうの講座は、より昆虫好きの方が多い講座です。質問も専門的なものが多いため、今回からの体制なら万全で充実した内容になったものと思います。
今回の標本は講師とスタッフが事前に採集したものを使いました。一つ目は、セミでタケオオツクツクといいます。二番目がクビアカツヤカミキリです。三番目がアオドウガネ、四番目がツマグロヒョウモンです。
四つの中で一番難しいのがツマグロヒョウモンでしたが、親子で協力して作業を進めていました。
最後にラベルを書いて今回は終了です。しばらく標本はセンターでお預かりして、最後の仕上げは、2023年8月20日(日曜)です。きれいに乾燥していれば立派な標本になっているはずです。
彩湖わくわく2Days
開催日:2023年7月29日(土曜)、30日(日曜)
天気:晴
夏休み恒例の彩湖のイベントです。学芸員1人1コーナーを受け持ちました。
おし花のしおりづくり
事前に採集した植物をできる限り色を残し、おし花にしました。本の間に挟めば更に読書が進みそうです。
念願キーホルダーづくり
彩湖周辺で採取した木の枝の皮をきれいに除き、多角形に成形しました。色々な願い事が書かれたたことでしょう。
ネイチャークラフト
彩湖周辺では多種多様な植物が育っていて、その葉や実を使った作品ができました。
星のプラバンづくり
地球、月、火星、木星、土星の中から好きなものを選んでプラバンづくりです。他の作品と合わせて財布やカバンを飾っているといいな。
鱗粉転写の豆本づくり
チョウの翅には鱗粉という粉がついています。この鱗粉を紙に写すと本物のチョウのような模様が写ります。そしてこれを小さな本にします。世界に一つだけの図鑑ができました。
フリースペース
折り紙と塗り絵、どんぐりつかみコーナーがあります。一番人気はどんぐりつかみコーナーです。30秒で竹の割りばしで、どんぐりをいくつつかめるかに挑戦します。1位は14個でした。ふつうは10個くらいなので14個はすごいです。どんぐりつかみオリンピックがあれば金メダルでしょう。